みなさんは、この夏海水浴やシュノーケリング等海に遊びに行くご予定はありますか?
夏休みが始まり、海に泳ぎに行く人も多くいるかと思います。
そんなあなたのために今日は海水浴場にいる綺麗なのに危険な生物をご紹介していきますので是非参考にしてください。
1.カツオノエボシ
このカツオノエボシは触手に強い毒の刺胞を持っていて刺されると電気に打たれたような激痛に襲われることから別名「電気クラゲ」とも呼ばれています。
また、刺されると死亡する危険もあるクラゲのため綺麗な見た目をしていますが見つけたら近寄らず海水浴場の係の人に連絡するようにしてください。
とは言っても気付かず触ってしまったりすることもあると思うので刺された時の応急処置方法も知っておきましょう。
大きく分けて2つだけです。
1.患部周辺に触手が残っている場合は海水でこすらず洗い流すようにして触手を除去しましょう。
2.氷や冷水で患部を冷やしながら急いで医療機関で治療を受けてください。
上記2つをしっかりできればあとはお医者さんが助けてくれるので安心してください。
2.ヒョウモンダコ
ヒョウモンダコは唾液に猛毒であるテトロドトキシンを持っています。
これは青酸カリの850倍の毒性でフグの仲間が持っていることでも有名な毒です。
誤って体内に入ると吐き気や痙攣、痺れなどの症状が現れ最悪の場合は死に至ることもあるので見かけても触らないようにしましょう。
万が一噛まれてしまった場合は
傷口から毒を吸い出し刺された部位と心臓の間を圧迫して毒が全身に回らないようにしましょう。
ただし、毒を飲み込むと危険なので口で直接吸い出すのは危険です。
毒をある程度吸い出したら安静な状態で病院に運んでください。
成人でも致死量1mg~2mg程度とされているため非常に危険な毒ですが対処をしっかりできれば死亡リスクも減らせるのでまずは見かけても触らないようにしましょう。