☆スイートな日々☆

彩色チャイナと日本ヴォーグ社、coquette715バッグの本部認定教室です
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フィレンツェ記~ジノリ講座2~

2007-06-11 12:03:24 | フィレンツェ

昨夜は部屋のブラインドの閉め方が分らず、
フロントのオーナー(?)のもとへ。
が、片言の英語とイタリア語で通じるはずもなく、
最終的には「来て」と手招きして部屋で操作を教えてもらう。
他人を部屋に入れるなんてちょっと怖い行動だけど、
ここのホテルは通訳のお姉さんに手配してもらい、
評判がいいと聞いていたので思い切った行動をしてみました。

評判どおりオーナー夫妻は親切な方で、
言葉のいまいち通じない私にも色々気を遣っていただきました。

ジノリ講座2日目の開始は9時半。
相変わらず早起きしたので、朝食後、昨日とは反対方向へ散歩。
するとまたまたスーパー発見!
8時のなったかならないかなのに、もう開いている。
イタリア人って意外と働き者?

そして今の私に1番必要なカードのATMも発見
と喜んだものの、暗証番号のところで操作が止まり引き出せず。。。
2回トライしたけれどダメ。。。
諦めてスーパーでお水とお菓子だけ買い、ジノリ博物館へ。

昨日さんざん苦労したバラを午前中に仕上げないと次へ進めない。
私は筆のすべりをよくするために、オイルをつけすぎる傾向があることや
棘の描きかた等を指導されながらようやく完成。
ジャンカルロ氏は「僕が手直しするよりも自分でもっと練習しなさい」と
わりと厳しめの先生ですが、ロッセレラ先生は褒めて伸ばす指導法なのか
「ベーネ!ブラボー」などとおだてて下さるので楽しく描けました
日本では2回3回と焼成するので、1回焼きでここまで書き込むのは初めて。


午後はチェリーの練習。
バラもそうだったけど、ここでは先生が色を指定することは少ない。
ジノリで使用する絵の具がお道具ケースにダーっと入っていて
この辺の色を使って、と数色指定させるだけ。
あとは個人の自由。
葉の影の色を作るのもダイナミック。
タイルの上にある余り色を適当に混ぜるだけ。
なのにふさわしい影色ができてくる。
さすが職人!と感動。
オイルの状態によって絵の具に水(!)を混ぜたり
バラのありえないところに線を入れたり驚かされることが多々でした。

講座は16時半までですが、今回は16時前から
特別にジノリ工場内を見学させてもらえることに。
通訳のお姉さんも何度もこちらで通訳しているけれど
内部を見学させてもらえることは初めてとか。
ジノリファクトリーの入り口はこんな感じ。



一応内部は撮影禁止だったので、(写真を撮り始めたら注意され)
こちらに掲載するのは控えますが、成形・焼成・絵付け・研究など
各部に分れ、膨大な敷地とスケールでした。
思っていた以上に手作業の部分が多く、パーツごとの個人の絵付けスペースなど
こんなところで働けたら、、と思ってしまいました
(夫・子供はどうする!?)

この日は講座終了後、博物館内もゆっくり見学。


展示品もさることながら、目がいったのは絵の具のショーケース。

別配色ももう1棚。欲しい

この後、近くのジノリアウトレットにも行って盛りだくさん。
それにしても毎日30度超えの暑い日々だったわ


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Brava!! (まやな)
2007-06-11 21:55:09
薔薇、美しく描けていらっしゃいますね!
Bravissima!!ですよ♪

しかし、今時カードが使えないって…。
仮にも世界各国から人が来るのにねぇ。

ファクトリー内見学はラッキーでしたね♪

それにしても、5月のフィレンツェがそんなに暑いとは…。びっくりです。
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Unknown (まるちゃん)
2007-06-12 13:53:48
すばらしい絵だわ!
手で直に書いているんだよね・・??
素人には考えられないワザ・・^^;
実物も見てみたいな~☆

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Unknown (スイート)
2007-06-13 10:05:25
まやなさま
ホントに!毎日日本の7.8月並に暑かったんです。
私が帰国してから少し雨が降って涼しくなったらしいのですが。
だいぶ日焼けして帰ってきました。。。

まるちゃんさま
このバラは先生の手手直しがだいぶ入っているからね
でも、白磁にちまちま絵付けをするのって楽しいよ~。
いつか、ホントにお会いしましょうね
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