2日目はロシア友の提案で、モスクワから地下鉄で30分ほど南に乗った所にあるツァリツィノ公園へ行く事に。ツァリツィノ公園?聞いた事のない公園です、ガイドブックにも載っているのを見た事もないし...どんな所なんだろう
メトロに1人で乗った事のない私を知っている友人。
その友から事細かに指令が送られてきました。「地下鉄わからない時は若い人に聞いてね、彼らは英語がわかるから。寒いから帽子かフードの服が良いよ、チケットはクレジットカードでも買えて55ルーブル」まるでどこかのスーパーナニーのようなきめ細やかさ笑
待ち合わせの場所も予め下調べをして写真を撮って「この階段の下で待ってて」と送ってくる入念さ笑
駅のホーム。ここで待て、との司令が😚
駅では窓口のおばさまにぴったり55ルーブルを渡して人差し指で1のジェスチャー 笑
すると何やらロシア語で聞かれ、わからないながらも「ダー(Yes)」と言うと無事切符が買えました。わーい初めてのおつかい、ならぬ初めて自力で切符が買えた♫あとは地下鉄を乗りこなすだけ...頑張ろう。
そして、不安だった地下鉄もグーグルを使ってなんとか乗れました 涙
友とも無事合流出来、いざツァリツィノ公園へ!ここは18世紀、エカテリーナ2世が自分の別荘として使うために建てた宮殿があります(現在、館内は博物館)
しかし、どういうわけかエカテリーナ2世自身はこの場所を気に入らず1度も住む事はなかったそうです。私にしてみたらいったいここのどこが気に入らないの?ですが 笑
まるでエルミタージュ美術館みたいな美しい宮殿。屋根のブルーが青空に映えます。
館内の博物館が開館するまでの間、しばし公園内をお散歩。
10月のモスクワは落ち葉舞う秋。ロシアは紅葉というよりも黄葉ですね、ですので彼らロシア人は日本の赤い紅葉にとても憧れがあるようです。以前も「日本のまもじが見たい」と日本語でメールをくれたりしました笑 まもじ(もみじ)可愛い言い間違い笑
公園と言うよりも林ですね 笑
池では鳥たちにエサをあげたり(そのために友が家からパンを持参)リスに癒されたり、その間もただひたすら公園内を歩く、歩く。
リスは冬に備えて貰ったナッツをせっせと土の中に埋めていました。エサを貰えることを知っていてすぐ側まで駆け寄ってくる姿は可愛いかったー💕
ようやく開館時間、当日は運良く無料で入館出来る日でした。だからなのか郊外学習に来ている子供たちがいっぱい。
お互いの背中を机がわりにしてメモを取る男子達🤣女子はクールに各々のやり方でメモを取っていました 笑
友自身も何度も来たことがあるとかでこの公園や宮殿の歴史を得意げに説明してくれます。自分の国の歴史を学び誰かに説明出来る。はたして私にそれが出来るだろうか?「ここは◯◯です」で終わっちゃうんじゃないかな💦
館内はエカテリーナ2世だらけ
残念ながら説明はロシア語と一部中国語のみ。
というのもロシアの観光地に行くと大勢の中国人観光客に出会います。まるで中国に来ているんじゃないか?と錯覚するほど 笑 大型バスで乗り付けて、うわー、っと来て写真を撮ってまたうわーっと帰って行きます。そういえばかつての日本人もこんな風に旅行していたような...。
金ピカのお部屋。綺麗〜☺️ 友曰く「ロシア人は金が好きだから」って 笑
いえいえ、私も金は大好き〜、きっとみんな大好き〜💞
ゼンマイ仕掛けで動く鳥。どうやらオルゴールのように音も鳴ったようです。エルミタージュ美術館にはもっと大きい孔雀のカラクリ時計があるとかで、否応でもサンクトペテルブルクへの期待が高まります^ ^
しかしよく歩いたわ〜
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