今日の土曜日レッスンは、いつものキッズからではなく、リスニングのINCENTIVE Classからのスタートでした。リスニング力を向上させるには、毎日英語を聞くことはもちろんですが、何かの記事なりスクリプトなりを、声を出して読むこともとても大切です。
私自身も英語を始めた当初は、全く聞き取ることができませんでしたが、若さもあったのか、オーストラリアのシドニーではとにかく、臆することなく現地の友達を作って、週末出かけたり、電話で話したりと、英語を聞き、話さざるを得ない状況を作っていくうちに、リスニング力はぐんと伸びていきました。そして、その時にいつも頼りにしていたのは、「英語の発音記号」。わからなくなると辞書を開き、とにかく発音記号を探す。その記号通りに発音することで、より近い音を出すことができます。
日本に帰ってからも、発音記号が大好きで、大学でも卒業後も、とにかくわからなくなったら発音記号を見るのが習慣になりました。
今日の生徒さんも、vocabularyの知識はたくさん持っていて、長文も読めるし、理解することもできる。文法もOK。でも、リスニングが足を引っ張る、ということで、その強化のために入校を決めていただいたとのことです。毎回小テストをすると、特に聞き取れない弱点が見えてきます。今日はその弱点を克服するためのマル秘カリキュラム(?!)を取り入れましたが、生徒さんの明るくなっていく顔を見ると、きっとリスニング嫌いを克服できるぞ!という自信が感じ取れるようでした。