今日は朝から変なお天気…。なんだか雲行きが怪しくなってきた、と思いながら、教室に向かおうと玄関を開けると…
「ドッシャ-------!!!!」
すごい勢いで雨が降ってきて、ほんの2,3秒でずぶぬれになりました
こんなすさまじいお天気の中、10時から英検4級の対策クラススタート♪
テキストの最後のUnitを学習。テストでも一番長い長文読解で、やや不安を感じているようでしたが、例文を読みながら、問題の解き方とコツを説明。その後のトレーニングは問題なく正解できました。長文だと、どうしても気後れしてしまいますが、文章の中に答えは明確に記述されているし、落ち着いて大意をつかむことができれば、あとは設問通りに答えればいいだけ。私は生徒たちには、長文こそ、点を稼ぐことができるパートなんだから、落ちついて取り組もう!と言っています。
その次は6年生クラス。英検5級の対策に取り組んでいます。今回はテキストのLesson7を学習しました。ここでは疑問詞what, when, where, who, whoseの5つの疑問詞の疑問文とその答え方を練習しました。それぞれ問題傾向を説明し、実際にトレーニング。3月から学習している子どもたちにとっては案外すんなり受け入れることができたものの、英語歴2カ月ほどの生徒さんは苦戦していました。やはり、英検対策に取り組む前の中学準備コースや、会話クラスでのレッスンで学習したことが、今になって成果に現れているようです。
リスニングは5問を3回、計15問毎回行っていますが、それぞれ良い結果でした。リスニング力を鍛えるために、生徒たちに私が行っていることは、実はリーディングのテキストを説明するときにすでに組み込まれているんです。 私はネイティヴの講師ではありませんが、発音に関してはネイティヴのそれに近づくけるよう、いろいろな角度から挑戦してきました。個人的には英語音声学が好きで、大学でもそれについて学んだり実践したりもしてきました。
ですから、子どもたちに問題を音読するときにも、なるべくネイティヴの発話に近いものを目指して聞かせるようにしています。リーディングの際に読み上げるときにも、リスニング試験で聴くことになるネイティヴの発話に近い音を聞かせるようにしているので、子ども達の耳も、リーディングの時点から、リスニングトレーニングをさせられている状態なのです。
そのため、たっぷりとリスニングしながら行うリーディングを行ったあとのリスニングテストは、全体的に良い結果になるのだと自負しています。
この方法で英検対策を行ってきて、最近とてもうれしいお言葉を親御さんからいただきました。4級と2級の、中学生、高校生の親御さんからなのですが、学校での試験も英語が飛躍的に良くなった、というお話です。それまでは、英語が足を引っ張っていたり、期末試験では英語がとても問題だったそうですが、夏休み中ずっと英検対策を行い、休み明けに行われた学校の試験では、英語が抜群によかったのだとか。中学生の女の子は、「98点だった」ととてもうれしそうに言っていました。
このことから、英検対策は、単に英検のためだけではなく、学校の教科としての英語にも良い影響を与えるということを、新たに発見することができ、改めて、自分のとってのやりがいを感じています。
中学生、高校生は学校での英語で成果が目に見えてわかりますが、今英検の学習をしている6年生には、まだそれが自分の実感としては感じられないかもしれません。しかし、あと半年後、中学に入学し、英語を習い始めた1学期のテストの結果を見て、きっと満面の笑みで良い結果を報告してくれることでしょう♪