夏にニューデザインのバケツバックをお買い上げいただいたお客様が
この秋に再来店されて、このボストンバックをオーダーしていただきました。
店舗においてある同じ形の物に裏地を付けて外にポケットを
付けて欲しいとのご要望でした。
このバックは手縫いなので裏地の付け方がひとつの課題でしたが
これも良い機会なのでチャレンジしてみました。
側面は裏地の端をのり付けした後、へり返しをしてから菱目打ちで縫い穴を開けました。
外周のマチ部分は縫い穴を開けた後に裏地のみへり返してのり付けしてあります。
今回の裏地は目が粗いので穴を開けなくても針は通りました。
裏地に菱目打ちで穴を開けると生地を切ってしまい長い間使っているうちに
生地が破けてきてしまうのでこの様な方法で製作しました。
このバックのいちばん好きなラインです。
このラインを出す為には、本体とマチの縫い穴の数を
一致させておかなければいけません。
何回も穴の数を数えてから最後の仕上げに外周を手縫いします。
店舗でこの作業をしていると
「165、166,167・・・」「あのー、すみません。これいくらですか?」
「あ、えーと630円です。」「16・・・あれ?いくつまで数えたっけ??」と
なってしまい、もう一度数え直し
実は、このマチは2枚目です。
1枚目は縫い穴を10個少なく数えてしまい作り直しました。
今回このバックには外ポケットを付けて一段と便利なバックになりました。
長財布くらいは余裕で入ります。
裏地はインド綿の生地でちょっとイタリアン&クリスマスカラーです。
内側には大きなポケットと反対側に小さなファスナーポケットが付いています。
何十年も使えるようにしっかりと作りました、気に入っていただけるといいなあ。
さっそく、送らせていただきますね。
店舗の方はと言うと
ちょっとレイアウトを変えてお客様に見やすい様にセットしました。
ミニミニシリーズもさらに充実させました。
最近はセーターやストールなどのワンポイントに
ブローチが人気です。
その場で付けて行っていただけるととても嬉しいですね。
これからは街はクリスマス一色になります。
クリスマスカラーの軽井沢も良いもんですよ。
イルミネーションの点灯や特売イベントもあるみたいです。
またレポートしますね。
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