新国立劇場で開催された細川俊夫先生のオペラ「松風」を観に行ってきました。
https://youtu.be/3f-vItAaA-U
原作は松風と村雨 姉妹の悲恋が描かれた世阿弥による能楽作品。
在原行平(中納言 行平)への彷徨える未練の弔いと浄化が
歌、オーケストラ、ダンス、舞台芸術のオペラ作品となって目前で繰り広げられ、耳も目も釘付けでした。
https://youtu.be/BV_k08xkOfE
私たちの苗字が「松村」で姉妹のお話だから?
姉妹の常磁性、反磁性、様々な表現に感情移入してしまったのはもちろんのこと、
常緑樹であるはずの双葉の松が枯渇し、別れ別れになって落葉するシーンには
孤独感や朽ちる哀しみ、もしかすると同一性...
そして輪廻転生への祈りで胸が苦しくなりました。
ハープも大活躍の作品。いつか私も弾いてみたいな!
以下、新国のHPより
オペラの新しい地平がここに。細川俊夫の傑作がサシャ・ヴァルツの決定版プロダクションで登場!
世界的に活躍する作曲家、細川俊夫のオペラがいよいよ新国立劇場に初登場します。能『松風』を基にドイツ語でオペラ化された本作品は、世界有数の振付家サシャ・ヴァルツによるコレオグラフィック・オペラとして2011年にベルギーのモネ劇場で世界初演、大きな反響を呼び、その後世界各国で上演されています。自然と幽玄を描く細川俊夫の音楽、舞踊と声楽が一体となったサシャ・ヴァルツの演出、そして塩田千春によるインスタレーションが融合したステージは、従来のオペラを超えた新たな体験となるでしょう。
日本初演となる今回の上演では、声楽、演技ともに難役である松風、村雨の姉妹役に、本プロダクションに出演歴のあるイルゼ・エーレンス、シャルロッテ・ヘッレカントを迎え、ダンスはサシャ・ヴァルツ&ゲスツが出演します。
オペラファンのみならず、ダンスファン、アートファン必見の舞台です。
A production by Sasha Waltz & Guests commissioned by the Théâtre Royal de la Monnaie
in coproduction with Grand Théâtre de Luxembourg, Teatr Wielki - Polish National Opera
and in cooperation with Berliner Staatsoper.
The production »Matsukaze« is funded by the Federal Cultural Foundation.
Made in Radialsystem®
Sasha Waltz & Guests is funded by the state of Berlin and the Hauptstadtkulturfonds.
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