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マーラーのハープ


今日ご紹介するのはムントさんと京響のマーラー9番の録音

管楽器のメンバーもかなりいれかわり、昨日の演奏とはまた違った味わいがあります

定年退職された野田さんのホルンの美しい音色など聴きどころが満載!

(私が入団する前の録音なのでハープは私ではありません。)

ぜひ一度聞いてみてください!



マーラーのハープについて・・・

私の個人的な意見ですが、ほとんどの楽器に共通して発音する際の「アタック・子音」に関してはかなりのこだわりがある作曲家という印象があります
マーラーは特に管楽器に弱音器を頻繁に用いて刺激的な音色にしたり、弦楽器でのピッツィカート、またマンドリンなどの撥弦楽器などもよく登場します

9番のハープのパート譜には冒頭に「共鳴板の近くで」との指示があり、管楽器でいうと弱音器をつけたような子音の強いアタックでお琴のような音色を求められています

ところが「弱音器を外す」というような指示がありません

他の作品では普通のハープらしい柔らかい音色が用いられるようなパッセージも沢山あり、一曲通して「共鳴板の近くで」演奏するのもおかしいし…

パッセージごとに他の楽器との絡み合いや求められているキャラクターなど考えながら「共鳴板の近くで」演奏したり、柔らかい音色で弾いてみたり、自分なりの解釈で様々な音色の変化をつけてみました

来年度は尾高さんでマーラー5番があります♪
楽しみだなぁ
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