✨先行予約1月10日受付開始✨
(先行予約受付は1月25日まで)
松村衣里ハープリサイタル〜ベックメッサーハープの世界〜
2025年5月25日(日)午後2時30分開演
会場:丸一商店株式会社ギャラリー(大阪・北浜)
このコンサートはサントリー芸術財団佐治敬三賞推薦コンサートです
先行予約は💁♀️こちらhttps://ws.formzu.net/fgen/S56303575/
入場料・前売り3300円(当日3800円)
未就学児入場不可
主な演奏予定曲目
木下正道 作曲
「無名の歌」(2021年作)
ベックメッサーハープ&フルート
辺見康孝 作曲
「春の女神」(2022年作)
ベックメッサーハープ&ヴァイオリン
酒井健治作曲
「チャーム」(2022年作)
「アグリー」(2024年作)
川上統作曲
「亜竜木」(2023年作)
藤倉大 作曲
「酔拳」(2023年作)
山根明季子 作曲
「PixieDust」(2024年作)
川島素晴 作曲
《12人の迷歌手》(2025年作) 世界初演
共演者
フルート:梶原一紘
ヴァイオリン:辺見康孝
(敬称略)
会場アクセス
〒541-0048 大阪市中央区瓦町1-7-3 フジカワビル
TEL 06-6201-0044
地下鉄中央線/堺筋線「堺筋本町駅」⑫番出口より北へ3分
地下鉄堺筋線/京阪電車「北浜駅」⑤番出口より南へ5分
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/69/be8ff231dc4855b0126bffc3530c5d62.jpg?1735981507)
写真 ©️京都コンサートホール
公演に向けてメッセージ
2025年5月25日開催
〜ベックメッサーハープの世界〜
本公演では🇩🇪R.ワーグナーが歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」上演に際し発案したペダルハープ『ベックメッサーハープ』
(登場人物のベックメッサーがリュートを弾きながら歌うシーンで使われる楽器)に特化した委嘱作品を中心にお届けいたします。
通常のペダルハープは、弦が47本(7オクターヴ)
足元に7本のペダル(ドレミファソラシ7音)
それぞれ3段階(シャープ・ナチュラル・フラット)音の高さを変えるペダルがついているのですが、
この「ベックメッサーハープ」はオペラ上演に必要な音域で、弦は20本(3オクターヴ)
ペダルも「レ」と「ファ」の2本、ナチュラルとシャープの半音操作のみ。
更に弦は金属の特殊な巻き弦
発音後に音程が少し下がる歪んだ共鳴が特徴的。
ドイツ本国においてもバイロイトやベルリンなど主要都市の劇場以外はアイリッシュハープやプリペアドハープで代用するのが常識となっているレアな楽器。
2023年滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールプロデュースオペラ「ニュルンベルクのマイスタージンガー」上演に向け、ワーグナーと共同開発した当初の設計を受け継ぐドイツのハープメーカーであるホルンガッハ社に作製を依頼し、2021年に入手。
ワーグナー自身の作品以外にこの楽器を用いることもなく、また限られた劇場のみが所有する希少、且つ大変制約の多い楽器であるためソロ作品は存在しないのです...
入手した以上この楽器を活用すべく、音楽家仲間や作曲家の協力を得てソロのレパートリーを開拓。
5月25日のリサイタルでは世界初演を含む
令和の音楽シーンを彩るレジェンド作曲家たちの作品を一挙に演奏!
クラシック音楽を愛する方から
新しい音楽を求める方まで、
多くの方にこの特殊な楽器の音色を体感していただけましたら幸いです。