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モーツァルト生誕250年に寄せて

11月4日は大阪・堺の茶樹(ティージュ)にてファルファーレのサロンコンサートが開かれました



オープンして5年目を迎えられたこのお店、暖かい色調の内装で、暖炉があったり、カウンター越しのカップボードには素敵なカップや老舗紅茶メーカーの素敵なデザインのお紅茶缶が並べられていました。
お店の奥のサロンは木の床に白いフリルのカーテンでとても落ち着いた雰囲気

今回はモーツァルト生誕250年に寄せてモーツァルトの名曲の数々を小型のハープ2台で演奏しました

モーツァルトはたった35年という短い生涯の間にとてもたくさんの作品を残したことで知られ、魅力にあふれた作品の数々は200年以上の月日を経ても色あせることなく世界中の人々に愛され続けています

ただひとつ残念なことにモーツァルトがハープのために遺した作品はフルートとハープのための協奏曲1曲だけ!

今回のコンサートのお話をいただいたとき、モーツァルトイヤーにちなんでモーツァルトの曲を演奏してほしいということだったため、この日のためにふたりで選曲、アレンジをしました

スペースの関係でグランドハープではなく小型のハープしか使えないこと、小型のハープは弦が少ない上、グランドハープのように足元にペダルが付いていないため演奏しながら左手で半音を作り出すためのレバーの操作をしないといけないことなど、さまざまな制約がありグランドハープとは違った難しさがありますが、ふたりで協力してファルファーレオリジナルアレンジが完成!


プログラムは以下の通り

W.A.Mozart: Voi, che sapete,≪Le Nozze di Figaro≫
モーツァルト:オペラ「フィガロの結婚」より「恋とはどんなものかしら」

W.A.Mozart: Minuet, ≪Don Giovanni≫
モーツァルト:オペラ「ドン ジョヴァンニ」より「メヌエット」

W.A.Mozart: Valse Gracieuse
モーツァルト:優雅なワルツ

Marie=Antoinette:The Queen's music
マリー=アントワネット:小品

W.A.Mozart: La Tartine de Beurre
モーツァルト:バターつきパン

W.A.Mozart: Non piu andrai,≪Le Nozze di Figaro≫
モーツァルト:オペラ「フィガロの結婚」より、「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」

W.A.Mozart: Zwolf Variationen uber "Ah,vous,dirai-je,Maman"
モーツァルト:「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」より、テーマ・var.Ⅲ・Ⅴ・Ⅸ・ⅩⅠ

W.A.Mozart: Adagio fur Glasharmonika
モーツァルト:グラスハーモニカの為のアダージョ

W.A.Mozart: Theme from Sonate
モーツァルト:ソナタよりテーマ

Ravel:Pavane pour une infante defante
ラヴェル:亡き王女の為のパヴァーヌ


アンコール:Amazing Grace


それぞれの作品にまつわるエピソードなどおしゃべりをまじえながら、素敵なコンサートとなりました☆

今回演奏したモーツァルトの作品は今後レパートリーとしていろいろなところで演奏していきたいと思います♪

茶樹の皆様、ご来場くださった皆様 ありがとうございました

ファルファーレはお紅茶もコーヒーも大好き!
演奏の前にはお紅茶を、そしてコンサートの後にはコーヒーをいただきました
coffeeコーヒーはお砂糖無しでミルクをちょこっと入れていただいたのですが、まるでキャラメルのようなやわらかな味わい!
お話を伺ったところ焙煎方法など特別なものだそうです。
お近くの方はぜひ一度お試しくださいね!

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コメント一覧

farfalle
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横井さま
ご来場ありがとうございました
先日演奏したモーツァルトはすべて初公開でした♪
モーツァルトがハープのために書いたオリジナル作品はFl&Hpのコンチェルトのみなので、今まではあえてモーツァルトの曲をデュオで演奏しませんでしたが、今回改めてモーツァルトの魅力にふれることができ茶樹さんにも感謝しています
2006年は終わりに近づいてきましたがモーツァルトイヤーでさらににモーツァルトの人気が高まり今後ファルファーレのレパートリーとして色々な場所で演奏したいと思っています
横井
楽しい夕べでした。ありがとうございました。
小さな子供が一緒でしたが、コンサートが始まると
茶樹の奥様の膝の上でウトウト。
隣のカウンターの席でしたが、ハープの音色はしっかり聞こえてきました。その音色、リズムが、きっと心地よかったのでしょう、そのうちすっかり寝入ってしまいました。
抱っこしてくださっている奥様に甘えて、途中からではありますが、私たちはコンサート会場に入り、優雅な音色を間近で堪能しました。
モーツァルトは大好きでしたが、オペラのアリアをハープで聞けるなんて、想像もしていませんでした。選曲、アレンジ、練習はさぞかし大変だったことでしょう。キラキラ星変奏曲には、やられました。
ひょっとしたら、これらは本邦初公開の演奏かな?
ということは、歴史的な演奏の瞬間に立ち会っているのかなぁ? とか空想していました。
ハープという楽器は、声楽や他の楽器のような強い自己主張とは一色異なって、秘めたる情熱というようなものを感じますね。
とりわけアンコールのアメージング・グレースは、声楽なんかでは、ことさらドラマチックに盛り上げるんで興醒めの場合もありましたが、今回はまさしく「天使の歌声による至上の愛」でした。

終演後、まりちゃんはちゃんと寝覚め、ご挨拶もできました。その夜もグッスリ眠り、楽しい夢をみたそうです。
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