HISTORY of MARK X。1968年に誕生した初代モデル「トヨペット コロナ マークⅡ」から51
年、2019年にマークXが生産終了となります。歴代モデルを辿る特別パンフレットが用意!
THANK YOU! MARK X(1968-2019)のパンフレット
>>2019年4月発行版
「クラウン」と「コロナ」の中間に位置するモデルとして、1968年に初代「トヨペット コロナ マークⅡ
(T60/70型)」が誕生しました。月間登録台数2万台を達成し、日本初のミリオンセラーモデル
に。2代目の「トヨペット コロナ マークⅡ」は、6気筒エンジン搭載モデルが登場。4気筒モデルに
も2000ccが設定され、伸びやかなボディフォルムも特徴的でした。
3代目の「トヨペット コロナ マークⅡ(X10/20型)」は、2眼式の特徴的なフロントデザインとなり
まして、最上級グレード「グランデ」がマークⅡとして初めて登場しました。また、姉妹車の「チェイサー」
が登場。そして、マークⅡ初の3ナンバーモデルも!後期モデルは「トヨペット」から「トヨタ」に変更-。
コロナ マークⅡからマークXまでの51年を振り返る
4代目の「トヨタ コロナ マークⅡ(X60型)」は、4ドアハードトップが登場!2.8リッター直列6気
筒搭載車やスポーティな「GT」も設定。イメージキャラクターは長嶋茂雄さん。また、姉妹車「クレス
タ」や、純白の「スーパーホワイト」、「ドアミラー仕様車」が登場したのも4代目からですよ~っ!
5代目は、コロナの名が無くなり「トヨタ マークⅡ(X70型)」として登場しまして、九代目松本幸
四郎さんがイメージキャラクター。日本初のツインカム ツインターボエンジンを搭載した「GTツインタ
ーボ」も登場しました。Cピラーの「クリスタルピラー」も特徴的!堂々たるスタイリングも-。
6代目の「トヨタ マークⅡ」は、90年に年間販売台数が1位を獲得しまして、運転席エアバッグ(オ
プション)や、新設計サスペンションなども導入となります。3.0リッター直列6気筒エンジン搭載車も
設定され、3ナンバー車も復活に。
7代目の「トヨタ マークⅡ」は、全車で4ドアハードトップかつ3ナンバーボディに!「ツアラー」が登場し
たのもこの代からでして、「グランデ」と「グロワール」とラインアップ。エレクトロマルチビジョン(EMV)
の新設定やマークⅡ初の4WD車もラインアップされたのもポイントです。イメージキャラクターはアル
フレッド・ヒッチコックさん。
8代目の「トヨタ マークⅡ」は、安全装備が充実!安全ボディ「GOA」をはじめ、ABSやデュアルS
RSエアバッグシステム、SRSサイドエアバッグが全車標準装備に。新世紀エンジン「BEAMS」も搭
載!後期モデルでは、橋爪功さんがイメージキャラクター。
9代目、最後のマークⅡは、スポーツモデル「ツアラー」の名称が廃止されまして、「iR」シリーズが設
定となり、全車「グランデ」に。また、直列6気筒モデルのみのラインアップ(3.0リッターは未設定)
で、モデリスタ「iR-V フォーチュナー ヤマハパワー」等のハイパフォーマンスモデルも設定されました。
2004年に、初代マークXが誕生。エンジンはV型6気筒(2.5L、3.0L)に変更され、軽量化が
図られた新世代プラットフォームが採用。特徴的なリヤバンパーとマフラーカッターが一体型したディ
フューザーが導入されたのも注目でした。3.0リッター車にはモデリスタコンプリートカーでスーパーチャ
ージャー搭載車や、ヴェルティガも設定。イメージキャラクターは佐藤浩市さん。
2代目、そして最後のマークXは、3.0リッター→3.5リッターへと排気量拡大や、後期モデルでは2.5
リッター車がレギュラーガソリン仕様に変更されたのもポイント。スポーツコンバージョンモデル「GRMN
」や「G's」等もラインアップされていましてスポーツモデルを印象付けています。鮮やかなイエローの特
別仕様車も用意っ。また、前期、中期、後期と3回のエクステリアデザイン変更が実施されたのも。