日本各地で梅雨が開け、本格的な夏到来ですね。
今日は少し涼しげ(?)な画像をと、駿府城のお堀を紹介いたします。
現在の地図と、江戸時代の図を並べてみます。(少しズレています)
一番内側の堀はほとんど残っていませんが、2番目の堀は全部残っています。
現在は、2番目の堀を「内堀」、3番目の堀を「外堀」と呼んでいるようです。


まずは外堀の様子から。


水面の高さに差があるようで、水門が設けられています。


すっかり植物に覆われてしまった石垣もあります。


石垣は修復工事や復元工事、発掘作業が行われています。
修復工事中の石垣の石の様子。

次回からは、内堀の様子、石垣に残る刻印などご紹介したいと思います。
駿府城は、今川家に家康が人質となって過ごした場所として有名ですね。
家康が普通の人だったら隠居の場所に選ばないでしょう。
なんせ、人質というトラウマがあるのですから。でもそこが天下取りの所以でしょうか。
どうも、ただの狸おやじでないことは解っていましたが。
写真の石垣、良い雰囲気で写ってますね。
家康は、特に駿府には思いいれがあったようですね。
人質といっても、現在考えるほど悲惨ではなかったのではないのでしょうか。
幼い頃のいい思い出がたくさんあったのかもしれませんね。
写真、褒めていただいて嬉しいです。
駿府城のお堀はどこから撮っても絵になりますよね。
たくさん撮りすぎて、どの写真を使おうか、悩んでしまいました。