セレヤの山の下で

静岡県内の小さな旅、植物などを紹介しています。

伝堀越御所と北条政子産湯の井戸/伊豆・韮山

2011年07月05日 | 旅、ウォーキング
堀越御所は、室町幕府八代将軍、足利義政の兄、足利政知(あしかがまさとも)の御所があったと伝えられる場所です。



室町時代後半、日本各地で大名の勢力争いが激化していました。
政知は関東を支配するために派遣されたのですが、戦乱のため、鎌倉まで行くことができず、韮山の地に居を構えました。
政知は北条政子の父、時政の館を改築して利用したようです。
政知は堀越公方と呼ばれていましたので、館は堀越御所と呼ばれました。
この御所も息子茶々丸の時、北条早雲によって滅ぼされてしまいました。

この御所跡は国指定の史跡になっていますが、
現在は草地が広がっているだけです。



御所の庭園にあった池のほとりにあった亀石です。




この御所跡のすぐ近くに北条政子の産湯の井戸が残っています。
北条政子は保元2年(1157)に伊豆の豪族、北条時政の長女として生まれました。
鎌倉幕府を開いた源頼朝の正室となり、後、政治の実権を握り「尼将軍」と呼ばれました。





井戸はまだ水を湛えています。



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2 コメント

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Unknown (ten-umi)
2011-07-05 21:43:35
頼朝の時代あたりは詳しくは知りませんが
その昔は歴史の表舞台になった処ッ♪
大きな亀石が歴史を物語ってますねェ
テン
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テンさんへ (haru)
2011-07-06 21:31:36
こんにちは、コメントありがとうございます。

鎌倉時代は、戦国時代よりずっと古い時代ですものね。
私も詳しくはわかりません。

亀石、本当ですね。
人は去って、建物は消え、石だけが残る・・・
諸行無常ですねぇ・・・・
石一つがそれを語っていますね。
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