お正月休み最後のシャトレーゼにスキーに行って来て、矯正した滑りを見てもらうつもりが、奈落の底に落とされてしまいました。
上級者のアルペンコースもオープンしたので、あいさつ代わりに滑ってやろう!という意気込みで行きました。朝8時、足ならしを終え、アルペンコースに挑みました。朝のアルペンコースは新雪も撒かれフラットな斜面となってました。しかし、ココをカービング大回りする程の技術は無く、ずらしを入れた安全な大回りで滑り降りました。そんな事を5本続けたのですが、どうもしっくりこない!やっぱり講習を受けよう!と決めました。
この日の「シャトレーゼ」はめちゃ混みで、講習もキッズを中心にすごい人数でした。おかげで、講習が始まるまで30分もかかり、なんか損した気分!
でも時間的なものは30分損してますが、内容はバッチリでした。
私不得意の右足に乗ることを練習してきましたが、それを見て「ダメ!」の一言。
ココからは専門用語になりますが、勘弁してください。
外足に乗るために、足を身体に近づけていました。それが原因でX脚になっている事は前回の講習で自分でもわかっていて、そのために内足を返すことによって矯正しようとしていた。そしたら、内足が開いてしまい、曲げられなくなってしまいました。右足が使えないことを矯正するために行った事がコトゴトク裏目に出た今シーズンです。悩みに悩んでだんだん落ち込んで来てます。せっかく自分では良くなってきた滑りを見てもらい、もう一ランク上に行こうと思ったのに、逆に下手になっています。自分でいろんなことをやって、それを見てもらい、良いことと悪い事を振り分けて理解する事も良いことだと自分を慰めてます。ここ5シーズンは順調に来すぎてきたので、こんなシーズンがあっても良いじゃないですかね。我慢していれば、またジャンプアップするシーズンが来るはずです。
すごいと思ったのが、右足が不安定で踵に乗れない時があり、その時は右足が引けちゃうんですが、それを見て指摘されたんです。先生はごまかせないですね。
どうしても講習中は我慢の滑りでストレスがたまるので講習が終わると、普通の方は復習をするのですが、私はアルペンコースへ行っちゃいます。お昼休みのアルペンはまだ、コブも小さく面白くなかったので、ズラシの大回りをして滑りました。しかし、夕方のアルペンはコブも成長し手ごわいコブとなってました。最初はずらしの小回りをしていたのですが、コレじゃダメ!と考え、板をまわす滑りに変えました。とたんに滑れなくなりました。途中でリズムが変わるところがあり、そこで飛ばされちゃうんです、飛ばされた後はもうめちゃくちゃで、リカバリで来ません。ヘタクソですね。「ふじてん」のコブとは違い挑みがいがあります。
だけど、頭の片隅には今日の講習が引っかかってました。コブの後に整地の斜面があるのですが、ココを滑ると講習でできなかったことがちゃんとできているんです。外足は伸びているし、内足も曲げる方向は間違ってますが、ちゃんと曲がってます。スピードが出ると滑りが違うんですよね。後は内足を曲げる方向を修正する練習が必要です。
もしかしたら、内足の曲げる方向の修正はすぐにできるかも知れないと考え、帰るのを遅らせ、そのままナイターへ!緩斜面で無理やり基礎トレです。この日記を読んでいる方はわかると思いますが、基礎トレぎらいな私ですので、緩斜面しか無いナイターで基礎トレしかできない環境に追い込むしかないんです。そこで二時間みっちりと、内足の曲げる方向の修正と外足を伸ばすこと、そして首の位置を変えずに外肩を下げる事をみっちり練習しました。おまけで首を傾ける事もしたかったのですが、上手くできませんでした。
このナイターの練習では、ちゃんとできたと思うのですが、どうも達成感が無いんですよね。悩み悩んでいる今シーズンです。がまんがまん。
今日の教え!
①骨盤と雪面は平行にする。(ニュートラルからそのまま内側に倒れる)
②外足に乗りすぎ
③首の位置は動かさずに、外からだけ下げる。首を傾ける。
④外足を伸ばす。(ターン中はスタンスが広がる)
⑤内足のたたむ方向は胸に向かって。(屈伸ができる方向)