田畑の楽校(はたけのがっこう)日記

「田畑の楽校」の活動をお知らせするブログです!
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熊野の棚田 田畑の楽校2012春(前半)

2012-02-23 | 熊野の棚田
こんにちは!
実はブログ初登場、熊野の棚田担当のとくだです。

2/17~19に熊野の棚田 田畑の楽校を開催しました!


1日目
和歌山県那智勝浦町の色川地区
お手伝いさせていただく棚田は、小阪という集落にあります。
到着後、身支度を整えてさっそく作業スタート

女子チームは棚田の溝の補修をしました。

棚田では、少ない水を如何に1枚1枚の田んぼに行き渡らせるかが大事です。
しかし、水をひく溝に穴が空いていると、そこから漏れてしまい、下の方の田んぼまで届かないことがあるそうです。

セメントと砂を混ぜて練ります。水を含むと重い


コテを使い、左官屋さん気取りでひたすら塗っていきます。


溝に溜まった土をさらい、崩れたところや穴を見つけたら補修するという作業を「溝普請(みぞぶしん)」というそうです。
毎年この時期になると繰り返される作業が、一年のリズムになっていたそう。

作業の合間に棚田を守ろう会の代表・原さんが話してくださる、そんな昔の暮らしぶりを聞くのも楽しいんです



一方の男子チームは、イノシシや鹿の被害防止用の電柵の補修をしました。


柵ひとつではウリ坊 が通れてしまうので、互い違いにもう一重柵を付けます。



午後の作業のあとは、東京ヤングジュオン10期生で、地元にUターンしたたっきーに、色川地域の案内をしてもらいながら宿泊場所の籠・ふるさと塾に向かいました。

お茶の栽培が盛んな色川。かつては全て棚田だったそうです。


台風被害が色川で一番ひどかった場所にも行きました。ようやく徐々に補修されつつあるとのこと。被害の大きさを改めて知りました。


夜は、地元の方を交えての交流会。かんぱーい



2日目
「南紀」らしからぬ寒さに負けず、昨日の作業の続きをしました。
棚田でフキノトウ発見


作業後は、たっきーの提案で絶景の露天風呂がある温泉へ


夕暮れ時のオーシャンビューは、なんともいえない眺めでした。
写真でお見せできないのが残念です

この日はよく晴れていたので、夜は満天の星空を見ることができました。
流れ星もいくつも見れました
これまた写真でお見せできないのが残念です


・・3日目の様子は、次の記事にてご紹介します!

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