見た当時はその映画の言いたいことを強く感じたのに、今見返すとそこまで主張してる様に見えなく、あっさり見れたという意味です。
二回目だから感動が薄いというのはあるにしても、当時「あのセリフが良かった!」と思った箇所も記憶より短めの言葉だったり、流れの中でサラッと言っていたりします。
当時の自分の勝手な解釈もあったでしょうが、「よく(言いたいことを)感じとったな」と思ったのです。
別に過去を懐かしむわけではないのですが、感動したりする感度が下がっているのかも、と思ったわけです(オッサンになった今頃かよ!とツッコミを入れて貰って構いませんが、本当に今頃気付いたのです)。
10代後半や20代前半に見た映画です。
多感な時期と35歳の今を比べる事自体、間違ってるかも知れませんが、感動する心が鈍くなってくると弊害も多いだろうと思うわけです。
見ている様で見えてないというか、いろいろ素通りさせ過ぎると、心に沈澱するものが無くなってしまいます。
結局僕はツイッターもほっぱらかしだし、その他SNSや、このブログさえも得意ではありません。
それは、(これは言い訳ですが)インスタントなやり取りだけで消化した様な気になりたくないからです(本当は両方使い分け出来る人が1番スゴイと思っています)。
元々ケチなせいもありますが、日々のいろんな思いが澱(オリ)の様にたまっていき、そういったものを作品に還元したいからです。
そうして出来た作品は結局ぐちゃぐちゃしていて良くわからない物になったり、言いたい事が多すぎて五月蝿い作品になる失敗が潜んでいます。
ただ、何回も失敗しててはただのバカなので、何とか整理して一個づつ片付けていけたらと思います。
本当にいい作品が出来て、ガツンと思いが伝わったら、これ以上の幸せはなかなかありません。
その時は御一報下さい(笑)。
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秦健児
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