雨とあじさい

雨の日曜日でした。
今年は雨が多いかな～と思うものの、子どもの頃の梅雨の時期は、
こんなふうに、来る日も来る日も雨だったような記憶があります

外に出て遊びたいけれど、ひたすら降り続く窓の外を眺めていたっけ。
いったい何をして遊んでいたんだろ…う～ん。思い出せません～

ということで、ついつい「天気になあれ」と思ってしまいがちですが、
植物たちはイキイキ元気そうです。

とりわけこの季節にしっくりくる花…それがあじさいです。
とりどりの花の色が、雨の中でいっそう濃く鮮やかに見えます
個人的には、昔ながらの紫色のあじさいが一番好きですが、どの色がお気に入りですか？
　　　

高知では、なんと言っても春野町（高知市の西の端）の【あじさい街道】が知られています。
もともと地域のお年寄りの方々が、農業用水路に植えたことから始まりました。
今では５キロにわたって１万本が植えられており、この季節にはたくさんの人がこの場所を訪れます。
　　　　　


清流・仁淀川の流れを引き込み、町の中を網の目のように流れる水路。
その水路に自らを映すように咲き誇るあじさい。
それは町の方々の熱心なお手入れがあって、はじめて楽しめるもの。
ありがたいことです

雨の中を清々しく咲くあじさい。
季節折々のこれらの美しい光景を、しっかりと愛でていきたいですよね