だだっぴろーい草だけが生えてる場所。
花もなけりゃ、建物もない、テーマパークなんてあるわきゃない。
そんな、「なんてことない」・「なーんもない」と言われてしまうであろう場所に、
ポコッと2星人、近代的な惑星からタイムスリップしたのさ。
『ココどこだろっ?』
『みどりしか、見えないねー』
『むこうのほーに、まぁるい湖らしきもんだけ見えるよ。』
『あーあっちの方には木が見える。紅い実が成ってるよー。』
『他は?』
『ありゃりゃー。なんもないみたいねぇ。』
2星人は、そう穏やかに話した。
そして2星人は、紅い実の成る木に向かった。
背の高い1星人は、小さいもう1星人の分も、と思い、紅い実を2個採った。
『はいっ』
『ありがとう』
そう言って2星人は、1コずつ、仲良く、紅い実を食べた。
そして2星人は、まぁるい湖へ行き、喉を潤した。
そして2星人は、みどりの上を歩いた。
しばらくすると、1星人が、こんな言葉を口にした。
『なーんも、特別なもんなんて何ひとつない場所だけど、2星人、一緒だったら、歩いてるだけで、傍で呼吸するだけで、楽しいよ。』
『そっか・・・おんなしだね。』
1星人は、微笑んで、もう1星人は、少々はにかみながら、そう話した。
‘ずーっと、この場所に居たら、そんな甘ちゃん言ってらんないよ!’
そう、言いたくもなるけれど、なんとこの2星人、その先10000年、心変わることなく、生涯を遂げたんだってさ。
そこまでいったら、あっぱれだ!
天上界でも ・ ・ ・
在り得るよ!!!
花もなけりゃ、建物もない、テーマパークなんてあるわきゃない。
そんな、「なんてことない」・「なーんもない」と言われてしまうであろう場所に、
ポコッと2星人、近代的な惑星からタイムスリップしたのさ。
『ココどこだろっ?』
『みどりしか、見えないねー』
『むこうのほーに、まぁるい湖らしきもんだけ見えるよ。』
『あーあっちの方には木が見える。紅い実が成ってるよー。』
『他は?』
『ありゃりゃー。なんもないみたいねぇ。』
2星人は、そう穏やかに話した。
そして2星人は、紅い実の成る木に向かった。
背の高い1星人は、小さいもう1星人の分も、と思い、紅い実を2個採った。
『はいっ』
『ありがとう』
そう言って2星人は、1コずつ、仲良く、紅い実を食べた。
そして2星人は、まぁるい湖へ行き、喉を潤した。
そして2星人は、みどりの上を歩いた。
しばらくすると、1星人が、こんな言葉を口にした。
『なーんも、特別なもんなんて何ひとつない場所だけど、2星人、一緒だったら、歩いてるだけで、傍で呼吸するだけで、楽しいよ。』
『そっか・・・おんなしだね。』
1星人は、微笑んで、もう1星人は、少々はにかみながら、そう話した。
‘ずーっと、この場所に居たら、そんな甘ちゃん言ってらんないよ!’
そう、言いたくもなるけれど、なんとこの2星人、その先10000年、心変わることなく、生涯を遂げたんだってさ。
そこまでいったら、あっぱれだ!
天上界でも ・ ・ ・
在り得るよ!!!