摩擦力=摩擦係数×荷重

2013年06月09日 12時00分00秒 | インポート

皆さんこんにちは セパハンのCafeRacerに憧れつつも現実はコンチハンを着けてます HD松戸のメガネのメカニック 金杉です

さて 今回はブレーキパッドのお話です。
皆さんのオートバイに使われているディスクブレーキのパッドですが パッド本体やパッケージに摩擦係数が表示されているのをご存知ですか?

Sh3d0078 Sh3d0079_2
上の2枚の画像はどちらもスポーツスターのリヤ用です。
左の画像の赤い字のHHの印刷 右の画像のFFの刻印がそれぞれ摩擦係数を表しています。
この記号はCの0.15以下⇒Hの0.55以上までで表され 1つ目が冷間時 2つ目が温間時の摩擦係数を表しています。

摩擦係数が高いパッドの方が同じ力で操作した時にブレーキがより強く効きます。
逆に言うと 同じ強さで減速したいときに より小さな力でレバーやペダルを操作すれば良くなります。
大きな力と小さな力 微妙なコントロールがしやすいのは小さな力のほうですよね

また 標準装着の純正パッドでも年式によって摩擦係数の違う物が使用されていることもあります。
交換のたびにブランドを変えたり 摩擦係数の違う物を選んで 効き方の違いを比べてみるのも車両への理解が深まって面白いかもしれません。

ということで HD松戸のお勧めはこちら PREMIER社製のブレーキパッドです
Sh3d0077

私 金杉の2009年式XL883にも使用中です。
スタンダードのパッドより減りが早いのが弱点ですが 旋回中にリヤブレーキを軽く引きずっているときのコントロールが圧倒的にしやすいので タイトなワインディングが好きな方には特にリヤブレーキへの装着がお勧めです

興味をもたれた方は HD松戸サービススタッフにお問い合わせ下さい。

ご注意 軽い力でコントロール出来る≒強い入力ではロックしやすいということです。緊急時のパニックブレーキ等は摩擦係数を抑えた純正パッドのほうがロックしにくく安全なこともあります。

車種によってはお取り寄せになる場合がありますのでご了承ください。

メガディーラー Harley-Davidson 松戸

サービス 金杉 和成


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