傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

間違えられ取り押さえられたと弁解中(加須市内)

2019年03月28日 | 刑事事件
平成30年(わ)第1019号 

竹島 知幸(46)

窃盗、傷害

【概要】
平成30年8月21日午前4時頃、加須市内の自宅居間に居た被告人は「ドロボウ」「助けて」と叫ぶ被害者の声を聞いて自宅を飛び出し、犯人を取り押さえるべくもみ合って居た被害者に加勢しようとしたところ、何故か被告人自身が犯人として取り押さえられてしまったと説明しています

事件当日に被害者アライさんが、勤務先事務所へ入った隙にエンジンを掛けたまま駐車中の自家用車の助手席に置いてあった荷物を「犯人」に持ち去られたので、追跡して取り押さえたと言いますから、犯人と被告人の特徴が極めて酷似していたのでしょうか
又は被害者がドジっ子だった?若しくはお魚咥えたドラネコを裸足で追っかける陽気な某オクさんだったのカナ

間違えて制圧された時の被告人の所持品が手袋と懐中電灯だったと言いますから、いつ何時でもドロボウ「退治」の加勢に行ける様にこれらのブツが被告人宅居間には用意されていた模様です
また事件当日の8月の4時頃はそこそこ明るく、急いで飛び出した状況で懐中電灯をわざわざ持参した理由が理解出来ませんし、また手袋(血痕が付着していたと言います)の所持理由も気になるトコロです

【弁解】
情状証人の父親の証言では、被告人は緑内障を患っていたため、事件当時には無職でしたが、必要な自家用車を買い与え、ガソリン代も負担していましたし、別途毎月1万5千円のお小遣いを与えて居たから、被告人は金銭には窮しては居ないので犯行動機は無いと証言しています
また、誤って制圧されたトキ、の被告人の服装がTシャツとハーフパンツといかにもな寝間着姿でドロボウの服装には違和感が有ることや居間のテレビや扇風機が点けっぱなしだったことが慌てて加勢の為に飛び出した状況の証左だとも指摘しています
また、被告人は膝が悪いので逃走に不向きだからドロボウらしくないとも述べていますが、同時にドロボウを追いかけるにも不向きな訳で足手まといになる被告人が加勢しようとした理由が全くわかりませんよ
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