傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

ビビリのマサノブ公判2日目(さいたま市岩槻区、大宮区)

2016年07月26日 | 刑事事件
平成27年(わ)第1405号等

石下 正忍

強盗致傷

【概要】
平成27年8月20日、21日にさいたま市内で4件の連続強盗事件を起こした4人組のうちの一人です。
検察請求の証人として共犯者の少年D(少年院に送致処分)と神谷陸(一審の量刑を不服として控訴中)が事件について語ります。

本件の冒頭陳述を傍聴していなかったところ、石下は一部犯行における暴行の実行行為に関与の度合いは従属的であるとし、否認もしくは争う姿勢の様です。ということは、もう一人の共犯者フジタサトルも未だに犯行を否認しているのでしょうか。
その為に犯行時の石下の様子を重点的に質問されています。両者の証言によれば、犯行2日目の第3、第4事件で石下は主体的に犯行に加担していたとおおむね一致しています。
8月21日のいわゆる第2事件(大宮区)で石下は逃走車両で待機して暴行に加担していない為、他の共犯者の意見を受けて、つづく第3事件(岩槻区内)では被害者に一番目に暴行を加えた事は両者(全員)の証言で一致しています。

【私感】
本件の一連の犯行を提案主導したと思われる(個人的感想です)少年Dがきちんとした受け答えが出来ている事が意外でした。(なぜかわいせつ事件の被害女性並みに鉄壁の遮蔽措置が施され、弁護人から証人がよく見えないと訴える一幕がありました)

【記事の題名について】
石下正忍=マサノブ=ビビリは共犯者の神谷陸が自身の裁判中に共犯者である本件被告人の石下の性格についてのべた評価に由来します。





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