オヤジ狩り少年A（判決、さいたま市）

平成２７年（わ）第１４０５号　

少年A

強盗致傷（判決、裁判員裁判）

【判決】
懲役１０年、未決勾留日数のうち２１０日をその刑に算入する。

いきなり被害者の背後からとび蹴りを加え、３〜４人で取り囲み手加減せずに暴行を加えた態様は危険で悪質である。
被害者は殺されるかもしれないとの恐怖を感じていた。

被告人は犯行場所に人気の無い場所を提案するなど犯行に重要な役割を果たしていること、犯行当時は１９歳と成年に近い事、保護観察中の犯行であった事等が同種事案の中でも、責任が重い部類に属すると評価されました。

岩槻区南平野で被害に遭った第４事件の被害者の方は事件からほぼ一年経過した現在も、日常生活に多くの不自由を抱えています。
ずっと、傍聴に来られていましたが、本日は来られていない様でしたので、心配です。