傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

知人の奥さんに欲情(さいたま)

2014年09月22日 | 刑事事件
平成26年(わ)第1054号 

飛澤 剛 こと 山口 剛(44) 

強制わいせつ 

【概要】
被告人は派遣社員で型枠大工として稼働していました。
事件当日は仕事関係の取引相手である被害者の夫の自宅を訪問し、飲酒していました。夫が就寝した後に、被害者と2人きりで飲酒を続けた末に「欲望に負けた」(と述べます)被告人が被害者に対するわいせつ行為に及んだ事件です。

やがて、異変に気付いた夫が起きてきたことによって事件が発覚しました。
その場で、被告人は謝罪し、慰謝料の支払を誓約し、書面を作りますが(未だ履行されていません)、精神的被害の大きさから数日後に被害者から被害届が提出されました。
慰謝料の金額(確か300万円だったと思います)は被告人が自ら示したと言いますが、後に一般的な相場と比べて高額である等と主張して支払を拒んでいます。

【わいせつ行為】
被害者の夫と娘が就寝する隣室で被告人(身長178cm体重80kg)は被害者(同155cm、45kg)の背後から抱きつき、押し倒した後に胸をなめる、馬乗りになる等したと言います。先述の体格差がありますので、わいせつ行為を拒んでも体力的に抵抗出来たとは思えません。被害者は強姦されてしまうと恐怖を感じたと述べています。

【求刑】
懲役2年

【判決】
懲役2年執行猶予4年




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