〈令和4年5月9日公判事件〉
令和4年(わ)第208号
窃盗(再犯)
永井 孝之(55)
“監視資本主義”
【概要】
令和3年11月7日夕刻、久喜市のショッピングセンター内の書店での万引き行為、令和3年5月判決の前刑執行猶予中の再犯(他にも同種前科有る模様)
被告人曰く観ているうちに読んでみたくなったが、6,160円と高額だったので不要不急の高額書籍にオカネを払うのが勿体無いと思って盗んでしまったと犯行動機を説明していますが、被害品を自宅に持ち帰り少し読んだが内容が解からなかったので4〜5日して捨てちゃったと述べていますので…ナニをしたかったのかサッパリ解りません(何も捨てなくても、ねえ?)
【情状証人】
被告人の母親が証人として、両親の病院への送迎など一家の介護の担い手であった被告人が身体拘束中の窮状を訴えていますが、被告人の行動を監督し再犯させないと述べる母親自身が過去に二度被告人の共犯者として、犯行に加担して居るのですから…
【判決】
懲役10月、未決勾留日数のうち20日をその刑に算入