偽造運転免許行使事件

平成２９年（わ）第１２３７号等

卞 征ことベン セイ （３１）

偽造有印公文書行使、道路交通法違反

【概要】
首都高速三郷線での物損事故で被告人の無免許運転が発覚しました

被告人が事故見分の際に提示した免許証はインターネットで注文した、一見しただけでは本物と見分けがつかないものだったと言います
現場の警察官も問い合わせして初めて偽造に気づいたようですし、完成度はかなり高いようですが、必ず番号照会されますのでニセモノが通用する事は決してありません
以前、川口市のＪＲ駅で歩きスマホを注意された違法滞在中国人も精巧な中国製偽造在留カードを所持していましたが、即座に番号照会され偽造が発覚しています

被告人は勤務先で運転業務にあたるために中国に帰郷した際にインターネットで偽造運転免許証を注文し、帰国後にそのコピーを会社に提出して日常的に無免許運転を繰り返していたと述べています

長期間にわたる常習的な犯行自体は明らかなので、相応に重い判決は不可避でしょうが、同時に中国本国では有効な運転免許証を所有しているのですから、なんとか簡単に日本国内で有効な運転免許証を取得、若しくは切り替えられる様に法整備出来ないものでしょうか

【余談、あくまで別件です】
原付免許証しかない小僧が（教習所へ通ったが免許証取得に至らず断念するも、親には言えず）原付の免許証をう改造（切り貼り）して普通免許証を作った、という事件もありました