強盗強姦未遂ほか（草加市、足立区）

平成２６年（わ）第１１８７号等　

木村 一彦　（５２）

強盗強姦未遂、住居侵入、強盗致傷、窃盗

【概要】
草加市内での強盗強姦未遂１件と足立区内での住居侵入、強盗致傷と窃盗の計３件の事件です。
被告人には前科が１１犯あり、覚せい剤単独の2件を除くと全て窃盗による前科です。
昭和５２年ころから複数の前科がありますから、物心ついてからは、人生の殆どの期間を「塀の中」で過ごしている様です。
平成２５年１１月の前刑出所後、八潮市に居住して、解体工として稼働していました。

平成２６年５月１５日午前３時ころ草加市内での強盗強姦未遂。
　 被害金額１０万８千円、強姦に関しては被告人が勃起せずに犯行を遂げられなかったとする検察と、強姦の犯意自体が無かったとする弁護側で争いが有ります。
　帰宅途中の被害者を駐車場に連れ込み、金品を奪ったうえ、姦淫しようとしましたが、自己の陰茎が使用可能な状態に変化せず、被害者の陰部に押し付けるも、犯行を遂げられませんでした。（検察主張）
犯行に同情の余地は有りませんが、肝心なときにトランスフォームしてくれない「へたれチンチン」の気持ちはオトコとして良く分かります。（でも、強姦は絶対駄目です、あくまで生理的な現象に関しての意見として、解釈してください）

平成２６年５月２３日午後３時過ぎの足立区西新井での住居侵入、強盗致傷。
　強盗致傷罪のの成立自体には争いは無いものの、太股の擦過傷に関しては関与を否認しています。被害金額１万８千円、被害物品時価合計１３６万１１００円相当（を被告人は、質屋で１４万円で売り払った様です）。
　帰宅する被害者に追従し、被害者宅に押し入り、被害者の手足を縛り金品を強取しました。

平成２６年６月１３日午前３時ころ足立区西竹の塚の病院内での窃盗。
　出産の為に入院していた被害者の枕元から被害者不在の折に財布（現金２万５千円外在中）を盗んだ窃盗。