傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

石田 正広 放火未遂ほか(桶川市)

2015年03月17日 | 刑事事件
平成26年(わ)第1113号等 

石田 正広 

現住建造物等放火未遂、建造物等以外放火

【被告人質問ほか】
昭和57年の強制わいせつ他、恐喝、傷害、暴行、強盗致傷、前刑の放火など6件の前科があります。

全焼したバイクは暫く前から目について、「ルール違反で腹立たしい」と思っていました。
1か月程前には近所の人に「邪魔じゃないのかな」と話したと言いますが、深夜から早朝に帰宅する被告人は、いつその様な話を付近住民とかわす事が出来たのでしょうか。
また、シートを掛けて駐車している事から近隣住民の所有である事は明らかで、日中は使用しているでしょうから、わざわざ日中に「文句」を言いに行ったとは考えられません。
警察に通報したとも述べますが、確証はありません。調べれば、また馬脚を現す事になりそうです。
以上弁解はデマカセ臭がします。

結果、バイクのカバーにジッポーのオイルをかけ、そのオイルに点火して放火しています。

何故か?消防車の音を聞いた後、消防に電話して火災の場所を問い合わせています。迷惑な行為だと思いますが、被告人はその様な思考が欠落している様です。

被告人は非喫煙者ですが、ターボライターとジッポーのオイルを携行していました。
被告人の仕事である、警備の業務に当たる建設現場で建設作業員に、タバコの火を貸すためだと弁解します。
人間関係を円滑に保とうとする行動であると考えられますが、やがてライターは放火目的の所持になってしまった様です。

《続く》




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