【判決】友人のママに夜這い（大宮区）

令和元年（わ）第６１５号

渡辺 凌（２３）

準強制わいせつ

【判決】
懲役２年、執行猶予３年（猶予期間中保護観察）

わいせつ行為は友人&ママの三人で近所の焼肉店で飲酒（被告人はビール、酎ハイ各一杯程度の飲酒量の様です）してしまった影響だと言い訳していますから、反省しているなら、再犯防止の為には金輪際、断酒するとの解釈で良いんだよね

婦女暴行、強姦の冤罪（）で養父から実家を追い出されて、行く所が無いんだもん、と捨てられた子犬風を演じ同情を買って被害者宅へ上がり込んで被害者母子の油断に乗じて深夜に友ママの寝室に入り込み寝込みを襲う本件犯行を行いました

社会復帰後は、知人を頼り茨城で住み込みの仕事に就くと説明していました
保護観察署に届け出る住所は茨城県某所に所在する知人の会社の寮になるのでしょうから、被告人が思う以上に息苦しい「娑婆での生活」が待ち受けている筈です
また、本件事件の発端の様に父親と意見が合わずに家（今度の場合は寮）を飛び出したりしたら…遵守事項違反として執行猶予の取り消しになってしまいますから、何とも絶妙に逃げ道の無い判決です
被告人は、反省したから真面目に働く旨述べていましたから万に一つも無いはずですが、仕事（や同僚）に不満が有っても数年間は与えられた環境（チャンス）に耐え続けねばならない、忍耐力も試される判決だったんですね