傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

羽鳥浩一 殺人、非現住建造物等放火

2015年02月21日 | 刑事事件
平成26年(わ)第832号 

羽鳥 浩一 

殺人、非現住建造物等放火

事件当日、7時頃に家族揃って夕食
9時頃に両親は就寝
時刻不詳 被告人がトイレに起きたところ、寝室に父親が立っている様子が目に入り、その後何もしていないのに父が倒れたので、異変を感じ近づいたところ、父親の首にに延長コードが巻きついているのが目に入りました。
(後に被告人自身が父親の首からは、コードを外したと述べますが、結び目の存在を記憶していません。更に、コードが天井に固定されていた様子も把握していません)
また、父親が死亡していた場合、筋肉の弛緩によって排泄物の臭気が有る筈ですが、記憶に無いと言います。また、遺体の下に有る布団に汚れが無かったとも(たしか)言っています。
(上述の証言からは、父親の死因が首つりによる物で無い事を強く推認させます)

上述の両親が死亡していると思しき様子を発見した後に、唐突に自殺を決意*して茨城方向へ進路を取ります。
時期的に東日本大震災の混乱のなか震源地方向に向っていた事になりますが、地震には全く気付かなかったと述べます。
自殺を決意したものの、実行方法を決めかねていたと言いますが、茨城方面には崖が無い事を理由に、静岡県方向へ進路を変更しています。
すなわち、何らかの目的を持って崖からの転落を想定していた気がします。
茨城のどこ迄行って、進路静岡方面を変えたのかの問いに、八千代(千葉県?)と答えます。

そして、静岡県内で何らかの動物を避け損ねて崖から落っこちました。その後、事故を通報して助けを求めることなく、発見されるまでの6日間を車内で過ごします。
時期的にも路面の凍結が疑われ、出発前にスタッドレスタイヤに交換しながらも、転落した車両内で数日過ごしていますが、寒くなかったのでしょうか。

路外転落事故の衝撃で携帯電話が破損したと言いますが、件の携帯電話の破損状況は人為的な破壊の形跡が残されています。携帯電話(パカパカ)が真っ二つになった為に事故の通報が出来なかったとの被告人の主張です。

*自殺を決意:両親の死亡を通報する事を躊躇して時間が経ってしまった、生きる希望を失った、などと説明しますが、理解出来ません。

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