ひき逃げ 証拠隠滅 タクシー

平成２６年（わ）第１３６８号　

中林 龍浩こと金 龍浩　

過失運転致死、道路交通法違反

【概要】
酔って道路上で寝込んでいた被害者（７３）を礫過し、逃走した元タクシー運転手。
事故当時は被害者は存命でしたから、ひき逃げしなければ遺族は被害者を看取る事が出来た筈です。

犯行後に車両を洗車して事件の痕跡を消し、ドライブレコーダのメモリーカードを廃棄し、車内の防犯カメラにも細工を加える等の証拠隠滅を図り、実車中の乗客の「今ぶつけてましたよね」との言葉や会社からの無線呼び出しに虚偽の回答をする等して、犯罪事実から逃げ回りました。

平成２６年１２月２６日の公判期日にも出頭しませんでした。２月６日の判決期日にも出頭していません。

出廷しない理由→拘留されて食費を浮かせたかった。
逃亡理由を「死ぬしか無いと思った」と述べますが、遺族に謝罪する事無く、生きています。
自殺しない理由→飼い猫が心配！

確かに酒に酔って道に寝込んでいた被害者にも一定の落ち度はあります。（その点は遺族も良く理解しています）
しかしながら、被害者の過失を声高に主張する「品性」は疑われるものであり、日本人の美徳に反します。

【求刑】
懲役３年
→求刑通りの判決なら、３年分も食費が浮いて大喜びですね？

【判決】
２月６日