妻の居ぬ間に営業女性に馬乗り＠自宅

平成２８年（わ）第９３４号

田畑 勝典

強制わいせつ

【概要】
平成２８年６月６日、ウオーターサーバのセールス女性に対し、被告人宅リビング内で馬乗りになる等してわいせつ行為に及んだ事件です。

ソファーの被害女性の隣に腰掛け「サービスして」「ちょっとだけだよ、いいじゃん、いいじゃん」等と言いながら腰に手を回し、抵抗する被害女性に構わず、胸を揉むなどのわいせつ行為を続けた様ですが、女性が携帯電話を取り出して「会社に連絡します」と言うとようやく行為を止めたと言います。

「若い女性と二人きりで理性が壊れた」と弁解しています。

被害者の訪問日時を、妻が授業参観で自宅を不在にする時刻を指定していました。（たまたまだと言います）
犯行数日前から、「枕営業、生保系」などセールスレディー物のAVの閲覧履歴が携帯電話に残されており、数日前からやる気満々だったのかなとも伺えます。（これも、たまたまとの弁解ですが、いつもはナース物のＡＶがお気に入りの様です）
「ダメですよ」と笑顔で答える被害者を嫌がっていないと思った、と述べています。
「（被害者が）いいにおいがして、興奮した」と突発的に犯意が生じた旨の動機を述べていますが、先述の事情（犯行直前迄視聴していたとも？）が有りますから、何とも。

被告人宅に妻と幼い３人の子と暮らす被告人は、自宅でわいせつ行為に及ぶ事に躊躇は無かったのでしょうか。

【求刑】
懲役２年