傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

電車を止めたおじさん(和光市)

2018年09月22日 | 刑事事件
平成30年(わ)第786号 

髙橋 辰夫(54)

公務執行妨害

【概要】
警察官の顔面を拳で殴った理由を「警官に(殴ったら…と)挑発された(怒)」、「自分だけ処罰されるのは納得できない(怒)」と憤る困ったちゃんです
どうにも他人の意見に素直に耳を傾けられない様子(私的印象)の被告人に、判事が頭を抱えちゃってますよ
その後の判事の口調は保育士さんの様でした

事の発端は、電車で隣席に乗り合わせた女性と彼女の抱いていた子供の脚が被告人に何度か当たった事に不満を募らせた被告人の対応からトラブルに発展した様です

と、発端は些細な事に感じますが、被告人には我慢出来なかった様で、被告人は女性が連れていた子供(乳児)の足を払いのけたつもりだったと述べていますが、無意識のうちに女性には殴ったと受け取られるほど手に力が入ってしまった様です→「何で子供を殴るの(怒)」となってしまった様です
そして女性の同行者らを巻き込んで、電車を止める程の口論に発展して、電車内の被告人に対する「降りろ」コールで更にエキサイトして、事情聴取の警察官に対する手拳による暴力までエスカレートしたのでしょう
「これ以上やると公務執行妨害になるよ」「殴ったら…公務執行妨害になるよ」そんな警察官の警告を最後まで聞くことなく、警察官からの挑発だったと、あり得ない解釈をするほど興奮しちゃったみたいです

被告人は「足が当たるのをず〜っと我慢していたんだ(もん)!」と自身の正当性を主張して法廷でも意見を譲りません

【証人尋問】
被告人の内妻の漫画家さんが証言しています
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