傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

DV夫の薔薇の花束

2018年02月23日 | 刑事事件
平成29年(わ)第1376号 

ザド ジャハンギ ドシャンロー バーマン 

配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律違反

【求刑】
懲役6月

被害女性は10年以上、夫であるバーマンからのDVに悩んだ末に警察に相談して出た保護命令を受け、転居して一旦安心して(被害女性曰く油断して)いた様です

ところが夫である被告人バーマンは保護命令を無視して妻の通うさいたま赤十字病院付近を(何故か赤い薔薇の花束を持って)徘徊していました
バラの花束はけやき広場で拾った、かかりつけの医師から自身の病状をさいたま赤十字病院で相談してみてはと勧められ、病気の診察を受けに来たと弁解していますが、件のかかりつけ医師はその様なハナシはしていないと述べていますし、さいたま赤十字病院に診療の予約は取っていませんでした

被害者が、何故被告人との離婚を望み、警察に相談したのか分からない
被害者の意見陳述書の内容は自身(バーマン)を悪く見せたいだけと述べますから、自身のDVを全く自覚出来ていなかった模様です
法廷内で最終意見陳述の際に顔を真っ赤にして泣いている様子からも、未だに元妻への愛情を断ち切れない、また感情が昂り易いピュアな人の様です
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