傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

冤罪?の様な気がします

2014年11月12日 | 刑事事件
平成26年(わ)第45号 

津江 隆一 

傷害

【被告人質問】
タクシードライバーとのトラブルから相手に傷害を負わせた容疑の事件です。
朝霞警察で示談を勧められるも、「民事不介入の原則」に反する事から不信感を感じて示談に応じることを拒んだと言います。

被告人自身、被害者とされるタクシードライバーに顔面を殴られたと言います。
他方、被害者は被告人の膝蹴りで股間に10針縫う怪我を負ったと言いますが、怪我の程度が余りにも不自然です。
着衣の下の股間にそこまでの重傷を負わせるにはかなり執拗な暴行が必要ですし、他の部位にもそれ相応の負傷があるはずです。

私の率直な感想としては被告人は面倒くさそうな人物(失礼)との第一印象は感じますが、虚偽を述べている様には感じませんでした。(整然と根拠の有る主張をしています)
他方、被害者とされるタクシードライバーの行動は作為的なものを強く感じます。

そもそも、タクシードライバーが客とトラブルを起こす事自体が職業柄隠匿すべき事実でありますから、実在しない傷病をでっち上げる動機になり得ます。
また、その様な動機によるものである事が明白でも警察は被害届の受理を拒む事が出来ません。
すると、タクシー会社側からの被害届の意向を受け、示談への誘導を試みる動機になり得ます。
その警察の対応に、不信感を感じた被告人が示談を拒み現在に至る。

これが私個人の推測です。

因にこのタクシー会社(無限サービス)は検索すると悪評ばかりですね。






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