傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

吐くために盗みました?(上尾)

2018年05月25日 | 刑事事件
平成30年(わ)第387号 

鬼頭 理恵(45)

常習累犯窃盗

【概要】
窃盗を重ねた被告人が順調に罪を重ねた結果、本件犯行では遂に常習累犯窃盗罪にステップアップしました
上尾市内のスーパーで食品等48点(14090円相当!)をトートバッグに隠匿して盗みました

前刑の裁判では、両親と暮らすと誓約していましたが、「(両親の)監視の目がキツイ」「自由が利かない」との理由で群馬県の実家を離れ、埼玉県内で両親からの仕送りで一人暮らしを開始して、「好きなものを食べて、嘔吐したい」「どうせ嘔吐するのに金を払うのが勿体ない」と考えて、本件窃盗の犯行に及んだ旨述べています

【被害弁償】
過去の犯行も含めて父親が被害弁償して示談が済んでいる様ですが、被告人の年齢からも分かる様に、両親とも高齢なのですから、このままでは親の死に目に会えませんよ

【一言】
両親の監視の目が厳しいのは当たり前です
本来ならば刑務所へ行くべきところを、両親が社会内で看守の代わりをする事で塀の無い刑務所(自宅)での更正を期待されたのですから、両親だって心を鬼にして厳しく接していた筈です
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