傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

ボーナスで覚せい剤購入(新座市)

2015年02月18日 | 刑事事件
平成26年(わ)第1708号等 

小畑 秀之 

覚せい剤取締法違反

【概要】
被告人自身が警察へ110番通報した事を端緒に事件が発覚しました。
「男5人が玄関を開けようとしている」
旨の通報に警察官が、臨場したところ特に異変は無く、被告人の様子が不審な事から、任意同行、尿の任意提出を受け覚せい剤使用が判明しました。
後日行われた家宅捜索によって、被告人方トイレ内から覚せい剤0.14gが発見されました。

要するに自爆ですね。

被告人は、平成24年にも覚せい剤使用で有罪判決(仙台地裁)を受けており、執行猶予中でした。
前刑時も、今回と同様に幻覚の影響で、自分で110番通報した事から事件が発覚しています。

今回の薬物使用は12月11日にボーナスを貰った事から、インターネットで覚せい剤を注文したと述べます。
被告人は今回覚せい剤を使用したのは1回であると述べます。すると購入量と、押収された覚せい剤の量から逆算すると実に通常の使用量とされる数倍から数十倍の量を一度に使用した事になる矛盾が残ります。また、被告人の両腕に注射痕が認められています。(上手く注射出来なかったから、だと弁解します)

【求刑】
懲役2年

【判決】
2月19日

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