傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

無車検レクサスの理由は生活苦(さいたま市南区)

2014年11月22日 | 刑事事件
平成26年(わ)第1205号 

向山 覚生 

道路運送車両法違反、自動車損害賠償補償法違反、自動車運転過失傷害、道路交通法違反

【概要】
無車検のレクサスGSでひき逃げした、アルバイト警備員(51)
詳細はこちら

【矛盾】
生活苦で、車検費用(十数万円)、自賠責保険費用(3~4万円)と具体的金額を示して、用意出来なかったと弁解していますが、Facebook上で確認出来る被告人車両は外装部品の改造代(部品のみ)でおおよそ20万円で、その他にもタイヤ、サスペンション等多数の改造が施され、とても生活困窮者の持ち物には見えません。

また、サスペンション、ブレーキも強力な物と取り替えられてあって、「ガンガン踏める頼れる足」との記載がFacebook上の雑誌の切り抜きから、確認することが出来ます。

被告人の事故態様は横断被害者を認めるも、止まり切れなかったのですから、頼れる足以上にガンガン(アクセルを)踏んでいたか、被告人がブレーキを踏む反応が遅かったかのいずれかに成ります。いずれにしても、被告人にとって性能面でも分不相応な「過ぎたおもちゃ」だった様です。
今回はクルマを売却したと言いますが、証拠類を提出していません。普通は買い取り店の書類が提出されますので、またしても隠し持っている可能性を否定出来ません。

この期に及んで、ようやく被害者の治療費全額の支払に応じる様ですが、渋々応じている印象です。
もし、被告人が任意保険に加入していたならば、被害者は入院中の休業損害も補償されていた筈です。
被害者が、より重篤な負傷だった場合とか考えられないのでしょうか。(どっちにしろ,逃げるんですね)

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