野口翔平の被告人質問

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被告人質問（途中から）によれば女性被害者への窃盗事件はガールズバーでの飲酒の席を中座して犯行に及んでいた様です。
本件、窃盗事件での被告人は被害者から奪い取った財布に指紋を残さずに犯行を遂げています。
この後に起こした新聞配達員に対する強盗事件とは異なり、ずいぶんと手慣れた印象です。

被害女性の財布の中から短時間のうちに現金とクレジットカード２枚だけを抜き取り、残りは投棄しています。
一緒にあったキャッシュカードは暗証番号が分からないという理由で廃棄されました。

被害にあった財布の中の現金は１万３千円程だったという被害者の供述と４千円だったと述べた被告人の供述は異なります。
すると、差額はガールズバーの支払に充てられたのでは無いかとも疑われています。

【証言の矛盾】
⚪︎電話
家出中に被告人は金銭に困り、携帯電話を1万数千円で売却し、そのために父親とは連絡が途絶えたと言います。
事件前後に飲食店で同席していた人物と連絡するためには、友人の電話や公衆電話を使用していたと述べています。
他方、被告人名義のプリペイド携帯の契約が2回線あり、その電話は友人に貸与していたと言います。

⚪︎服装
犯行直後に警察で撮影された時の被告人の服装は上下黒のスーツ姿であり、とても車上生活を続けていた人物には見えません。
被告人は就職活動に必要だからと家出直後に先述のスーツを購入したと言いますが、黒のスーツに黒のシャツでは、⚪︎⚪︎⚪︎のよう名印象です。