傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

祢津 歩子

2014年12月03日 | 刑事事件
平成26年(わ)第1136号等 

祢津 歩子 

詐欺


医療過誤詐欺を始めた時期は、被告人の夫が体調不良で病気療養が必要になり別居した頃からの様です。
具合の悪い夫を看病もせずに、何故別居するのか理解不能です。

夫の治療が終り、職場復帰後も同居を再開しませんでした。
別居中は被害者家族に寄生して生活していましたが、夫には自分が働いて生活費を稼いでいたと伝えていたようです。
何故かこの夫も妻がお世話になっている、被害者家族に会おうともせず、生活(詐欺行為)の実態を全く把握していなかったと言います。(本当かな?この夫もかなり胡散臭く感じます)
その間被害者家族では有り金の全てを被告人祢津歩子に吸い取られていた様です。そして一家の妻が平成19年に自殺しています。
原因は被告人の金銭要求に堪り兼ねてのノイローゼ状態の果ての様です。(そして…一家は有る決断をします)

被告人は娘の(虚偽の)裁判を口実に執拗に金銭を要求し、金額が少ないと「娘に何か有ったらあなたの所為」などと激しく罵って精神的に追いつめていた様です。(妖怪のせいではないんですね?)
結局一家は毎月多額の現金を(脅し)取られ、ついには自宅の住宅ローンの支払にも困窮する迄になり、自宅を競売に掛けられてしまいます。

別の被害者は経営していた飲食店の経営に行き詰まってしまい閉店を余儀なくされました。
また、もう1人の被害者は周囲に借金をして迄金策に奔走した挙げ句、自身の家賃を滞納する迄に困窮しました。

被告人は判事や検事の鋭い質問には、「申し訳有りませんでした」の一言で済ませます。真相を語るつもりは全く無い様です。
申し訳ないと思うなら、事件の真相を語るのが誠意だと思いますが、実刑を覚悟し、ほとぼりが冷める迄塀の仲へ雲隠れを決め込むつもりの様です。

本日は被害者が傍聴席に数名来られていた様で、被告人は目を背けています。ですので、横顔しか伺えません。前回は被害者不在だった様で、傍聴席に終始ガンを飛ばして被告人の気の強さが伺えていたのが印象的でしたが、本日は横目でチラ見するだけです。

【医療過誤】
娘に予防接種をした医者が無免許医だった…とか、もう悪質なクレーマーの様です。
(何で無免許だと分かるのか不思議です)
実際には事実無根の様です。
過去の予防接種痕が腫れた経験を元にしたフィクションだったようです。
そんな稚拙な作り話を信じ込ませる話術を別の方面で生かせば大成出来たのに残念です。




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