南片江レオーズを振り返り

長いこと在籍させて頂いたけど「南片江レオーズ」を勇退させて頂こうと思います。足掛け20年以上在籍。わが子を入部させ楽しい親子間のリアルタイムな時間を共有。感動、感涙の日々は忘れられない。お世話になった監督から了承頂いた。【上記写真は富士町合宿時の一コマ】

小学生ソフトボールチームの南片江レオーズの在籍期間中、沢山の事を勉強出来た。今回、ちょっとよいきっかけで悔いなくいつでも退団する決断が出来た。

在籍中沢山の方々に接し、まさに「人の輪」の大切さを感じた。私の財産と言うべき人脈を築けたことに感謝したい。そして、これからも宜しくお願いします。

人は引き際の美学を語る時がある。何やってもけじめがつかず、ずるずると引きずってしまう性格で、私には美学ほどの実績もなければ、存在感も無いだろう。自分の抜けた穴は、誰も大きいとは思わない。抜けることで他が大きく成長する。美学とは戦力外と思う。組織に入れば歯車となり働く。歯車になれなければ、せめて潤滑剤となり組織に貢献出来るだろう。己を潤滑剤と思ってたら、いつの間にか歯車に付いたゴミになることもある。歯車の潤滑剤とゴミは紙一重である。



子供たちはかわいい。レオーズから卒団した多くの子供たちは、１人として同じ性格体格の子供は居ない。１つ質問すると個別の回答が返ってくる。まさに個性的で逞しく成長して、何かをつかみ卒団していった。私は指導した立場であるがそれ以上に勉強させて頂いた。夢多き子供たちありがとう。
「愛情表現」は、叱り、貶し、たまに誉めてあげる。慰めることは皆無。愛情がなければ他人の子供にそこまで手をかけないだろう。わが子をチームに預けた時、親が育てる以上に他人様から育てて頂いてることに気づいた。それは、愛情そのものだ。いつも子供たちに「愛」を感じる。


【寒い雁ノ巣球場での試合時に】

在籍の子供たちに一言
「頑張れ」と言えば「はい」と答えるだけなら誰でも出来る。だから言いません。
頑張る過程が大切なのです。素振り100回／日して打率が上がらなければ頑張った事にならない。1000回／日やるしかない。頑張ることは、難しい。

父兄の皆様へ
わがままな私を温かく見守って頂きありがとうございます。お母さん方へ・・・・毎回のお昼とコーヒーは美味しく頂きました。ありがとうございます。レオーズ以外では普段と変わらないお付き合いお願いします。

2015審判更新しましたが・・・・JSA公認審判員は1996年から更新し続け、数々の試合を体験させて頂いた。審判員関係の友人も多い。大先輩に可愛がって頂いて多くのことを教えて頂いた。フレンドシップの方々、ソフトボール関係方々ありがとうございます。

【南片江小学校での練習風景】

まぁ～自分の健康管理維持の為に子供たちと遊ぶ事が出来た。この年になると遊ぶだけでも体力が必要。若手の父兄コーチが子供たちを心身共に鍛えてくれる事に感謝致します。昨年夏から体調壊し運動出来る状態でなかった。身内の不幸もあり、今の職場状況で試合・練習日の参加も激減した。

【雁ノ巣球場でグランド挨拶して帰路に着く】

監督業とは、チームに人生を捧げるくらいどっぽりと浸からなければチーム運営出来ない。その点コーチの私は気楽に退くことが出来る。ご意見番として私を在籍させて頂いた。監督に春退団を述べると留保された。ありがとうございます。私は裏方で空気みたいなものだ。派手なとこで発表するよりもいつの間にか忘れられ、自然消滅が快く勇退出来ると監督に伝えた。今からはＯＢとして時々子供たちに会えればと思います。その時は私を誰だろうと思うかもです。

【雷山ふれあい運動公園でリーグ戦　監督と私のバッグ】

今週末、卒団式が開催される。監督の言葉の一部で私の退団を話して頂くことで欠席とした。６年生への色紙はこのブログ内容で置き換えさせて頂く。万歳三唱のお役目も他のコーチがされるでしょう。
下手な趣味を沢山持つ私は体力が続く限りチャレンジするつもりです。伝統ある「南片江レオーズ」に長く席を置くことが出来たことに幸せを感じる。益々の発展を祈念致します