様々な分野で働いている看護師は、勤務する科によって働く内容も違います。外科と皮膚科、耳鼻咽喉科でも大きく異なり病院の規模によっても変わってきます。一般的な耳鼻咽喉科の仕事内容の中でも、診察補助や注射と点滴はどの科にも共通する仕事です。しかし、内科と比べると点滴や注射はそこまで多くありません。それよりも補聴器、吸入器、聴覚検査などの機械を扱う作業が多いのが特徴です。そのため、器具や機械の操作について抵抗がない方が向いている人といえるでしょう。
他には、人とのコミュニケーションをとるのが好きな人は向いています。耳鼻咽喉科は、病院でもクリニックでも年齢層が広い診療科です。子供の患者は、おたふくかぜや鼻づまりなど粘液や感染症の病気が多いです。一方で花粉症で耳鼻咽喉科を訪ねる方も多いでしょう。お年寄りになると、のどや咳の不調を訴える人が多くなります。対人スキルがある方は向いています。重症で寝たきりの患者などは少ないので、死に直面することが多いという職場ではありません。
いろいろと動き回るのが好きな方も合っています。耳鼻咽喉科は一人の患者の治療を行うのに、診察補助に使う器具の用意や洗浄、治療に使う器具の用意や患者への指導など看護師が立ち会うことが多い場所です。力を使う仕事はあまりありませんが、細かな作業が苦にならない人はおすすめです。大人の人を抱きかかえたり、歩行補助を行ったりすることは非常に稀なので、長く働きたい人は耳鼻咽喉科は向いています。もっと耳鼻咽喉科のことを知りたい方は\http://otorhinolaryngology-nurse.com/を見るとイメージがつきやすいでしょう。