で、ある施設(これも、その方なくなた後設立された財団法人による建築なんだが、)その書棚で、ある日誌を・・昭和8年の日誌、ページをめくると、件の篤志家の日誌・・・で、昭和8年というと急逝した年だ!
表紙をめくると・・・確かに 篤志家の名前が・・その次の行に、5月9日までは 篤志家名 その後は 〇〇が記すると書いてある・・・
思わず、5月9日のページに・・・確かに、5月10日以降は書いてない・・それまでは、毎日びっしりと書いてある。
この5月9日の記載が・・・この篤志家の遺筆・・・思わず、日記を捧げ、心の中で、あなたが残してくれた多くの遺産を今、私たちは引継ぎ、なんとか次世代につなぎます。どうか、お力添えをと、お願いしました。
正直、これを見たときは、手が震え、涙が溢れそうになりました。この街のために、私財をなげうって、立派な建物を残すばかりではなく、町の人達に誇りと自信をもたらしてくれた方です。
なんとか、この方の意志・理念を後世に残したいものです。
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