「ふんどしを締めてかかる」…気持ちを引き締めて事にあたる
「ふんどしを締め直す」…心機一転、気合を入れ直す
「人のふんどしで相撲を取る」…他人のものを利用して利益を得る
「義理とふんどし欠かされぬ」…男子にとってふんどしは必須。同じように義理を欠いてはいけない
調べてみると、ふんどしを扱った「ことわざ」って結構あります。「ふんどしを締め直す」と聞くと、いなせな男性のきりっとしたイメージが浮かびます。かつては男らしさの象徴の一つだったのでしょうか。
なぜ、ふんどしを調べたかというと、発言小町で面白いトピを見つけたからです。
GWの最終日、ハンドルネーム「マラソン帰り」さんは大宮から下りの新幹線に乗りました。ほぼ満席の自由席にぽっかり空いた場所が目に入りました。空席に向かうと、そこにはふんどし姿のおじさんグループが!?
六尺ふんどしをキリリと締めた生尻で、堂々と座っていたそうです。しかも全員赤いふんどしでした。静かに談笑しているだけで、マナーに問題はありません。でも、ちょっと恥ずかしい。「なぜふんどし?」「はやりのコスプレ? 祭り帰り?」「ふんどしで改札を通過できたの?」……。「マラソン帰り」さんの頭の中は疑問でいっぱい。でも、話しかける勇気はなくて、寝たふりを続けたそうです。
発言小町によると、博多祇園山笠など夏祭りの期間中は、一流ホテルのロビーも結婚式出席もふんどし姿でOK。地域によってはタキシード扱いの正装だそうです。祭りの会場やみこしを担いでいるときは威勢が良くてステキですが、新幹線の中では居心地が悪そうです。目のやり場にも困ってしまいます。
生尻のまま座っていることに抵抗があるという声もあがっています。座席にタオルを敷くなどの配慮があるとうれしいですね。
個人的には、記者はふんどしが嫌いじゃありません。お尻が引き締まっていてキュッとしていたら、格好いいと思います。ちなみに「申(さる)年に赤い下着をつけると健康に過ごせる」という言い伝えがあるそうです。大手の下着メーカーでも、幸運を呼び込む赤い下着をオススメしていました。赤ふん集団に遭遇した「マラソン帰り」さん、運気が上昇するかもしれませんね。【紹介したトピ】
不謹慎・マラソン参加のため