強い冬型の気圧配置の影響で、京都府内は京都市以北で15日夕方まで大雪警報が発令され、多くの地域で雪が降り続いた。
京都地方気象台によると、15日の京都市の最低気温は平年より4度低いマイナス2・7度で、今冬最も冷え込む朝となった。同日午後6時までの積雪は最多時で南丹市美山町46センチ、舞鶴市34センチ、京丹後市峰山町23センチ、京都市中京区14センチだった。
福知山市では雪の重みで倒壊したとみられるビニールハウスの下敷きになった88歳の男性が死亡した。
京都市消防局によると、同市内での路面の凍結による車両のスリップ事故の通報が5件、歩行者の転倒が10件あった。
気象台は、16日午後6時までの24時間に予想される京都府内での降雪量は多い所で、山地は15~20センチ、平地で2~10センチと見込み、引き続き警戒を呼び掛けている。(京都新聞抜粋)
これしきの降雪と路面の凍結による車両のスリップ事故の通報が5件、歩行者の転倒が10件だったという。東京に比し少ないものの、都会の雪に対すする対策は、費用:効果を考えれば困難なのだろう・・・
熊本地震で崖から巨石が崩落し、社殿が全壊した熊本県大津町の「瀬田神社(神宮)」の再建が、氏子ら瀬田地区住民の手で着々と進んでいる。巨石は撤去せずに祭り、地震の記憶として後世に語り継ぐ。9日、住民が棟上げを祝った。
1575年創建と伝わる同神社は、昨年4月の本震で崩落した巨石により神殿と拝殿が全壊。鳥居も倒壊した。ご神体2体と守神2体は無傷で発見され、近くの公民館に移されている。
高さ約4メートル、周囲約18メートルにもなる巨石の撤去を検討したが、「降臨した神様」として、祭ることに決めた。新社殿は木造平屋造り、床面積約28平方メートル。倒壊した社殿で唯一無事だった梁[はり]1本を再利用している。
合志通夫区長(67)は「地域にとって瀬田神社は心の支えであり、生活の一部。再建を望む声が強く、ようやく棟上げまでこぎ着けた」と笑顔。合志幸徳副区長(67)は「大地震があったことを忘れないよう、あえて巨石を社殿の横に残した。末代まで語り継いでいってほしい」と話している。
神社は桜の名所としても知られ、3月下旬の完成を目指している。(熊本日日報)
大地震で全壊した神社を復元するため、大きな石を礎として再建するという神体が無事という事かもあり、周辺崇拝者の協力で地震の恐ろしさを後世に残すという神主の再建決心に敬意を表したい。
災害転じて福となる事を信じたい・・・・
22日午前10時半ごろ、新潟県糸魚川市大町1の商店街の一角にあるラーメン店から煙が出ていると、近くの商店から119番通報があった。火は強い南風にあおられて商店や住宅などに燃え広がり、市消防本部によると、同日午後5時半現在、延焼は約7万5000平方メートル、140棟以上に上り、火勢は衰えていない。
県は同日午後、災害対策本部を設置し、米山隆一知事が陸上自衛隊に災害派遣を要請。糸魚川市に災害救助法の適用を決定した。同市は周辺の363世帯(744人)に避難勧告を出し、避難所1カ所を設置した。政府は同日、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。
市消防本部などによると、この火災で同市の女性(42)が煙を吸って喉をやけどし、避難中の女性(47)が転倒して頭を打った。2人とも病院に搬送されたが、軽傷という。現場付近の国道8号が約1キロにわたって通行止めになった。東北電力によると、午後6時半現在、約450戸が停電している。
検証後150棟
新潟地方気象台によると、糸魚川市付近では日本海側に発達した低気圧に向けて強い南風が吹いており、同市で正午過ぎに最大瞬間風速24.2メートルを記録した。
現場はJR北陸新幹線糸魚川駅の北側約100メートルの商店街。北陸新幹線の運行に支障はなかった。【毎日】
被災者に皆様に心からお見舞い申しあげます
マッチ一本火事の元
熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」が11日、茨城県庁を訪れた。「くまもとから感謝をプロジェクト!」と銘打った、熊本地震の被災地支援に対するお礼を伝える旅の一環だ。
3年かけて46都道府県を回るこの「全国行脚」、なんと茨城県がスタート地点。くまモンはこの日、県幹部らに謝意を示すとともに、その愛らしい風貌とコミカルな動きで、茨城に笑顔を咲かせた。
県庁に到着したくまモンは山口やちゑ副知事を訪ね、「茨城県をはじめ日本全国からいただいたご厚意は、勇気と生きる力を与えてくれた」と書かれた、蒲島郁夫熊本県知事からのお礼状を手渡した。
山口副知事は「東日本大震災のとき、熊本県から多大な支援をいただいた。茨城の力強さは日々戻ってきている」と話した。
県防災・危機管理課によると、4月20日~7月末までに、延べ381人の県職員が熊本県へ派遣され、避難所運営や医療救護業務などを手伝った。くまモンは派遣された職員の代表者8人に対し、握手やハグで感謝の気持ちを表現した。(産経新聞抜粋)
未だ完全に復旧半ばと思える熊本のくまモンが「全国行脚」に出発した。
熊本県の感謝の気持ちがどれ程強いか印象付けた事か理解できた。
こんな熊本県知事の感謝気持ちが心から伝わってる。
こんな日本人になれば「おもてなしの精神」及び被災地の復興は早急に進むに違いない・・・