米国で高高度防衛ミサイル(THAAD)に関連する米当局者の話を聞くと、一つの共通点を発見することになる。
THAADが韓国に配備されれば中国にまで影響を及ぼすのではないかという質問に対し、「THAADは北朝鮮の核・ミサイルに対応する防衛」と答える。THAADレーダーは中国領土や中国が米国に向け発射する長距離弾道ミサイルを探知できるのではないかと尋ねると、「中国との戦略的均衡に影響を及ぼさない」とか「それは事実でない」ときっぱり答える。
それで終わりだ。具体的な理由や論拠は示さない。フランク・ローズ国務省次官補はセミナーで「日本にすでにTHAADレーダー2基が配備されているので、韓国に配備しても中国に追加で影響を及ぼすことはない」とする要旨の返答をしている。
しかし、朝鮮半島に配備されるレーダーは日本に配備されたレーダーより、ざっと1000キロ以上も中国に近い場所に位置し、より精密な探知が可能という点から論拠としは貧弱だ。
アメリカ人は幼い頃から多くのスピーチ教育を受ける。そのため高等教育を受けなかった人でも、理路整然とした返事をすることが多い。しかしTHAAD問題に関する限り、そうはいかないようだ。
私はその理由を、米国が公開しにくい何かを行っているためだと考える。もちろんTHAADの性能が軍事機密に属すためでもあろう。(パク・ヒョン ワシントン特派員記事抜粋)
韓国が不要である中で配備したか感じさせるサードは不要と言うが「THAADは北朝鮮の核・ミサイルに対応する防衛」と答える。
しかし、これ以上の効果などの理由は返答はないという。一部の米側の言うには韓国と言うより中国に配慮したものだろうと言われるが、THAADのレーダーが日本に2基が既に配備されているから不要だという事なのだ。
THAADの性能は知り得ない、要は核に効果と言う武器と言う高度の性能がある事だけで我々には十分だと言う事だろう。
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