愛媛県今治市の松山刑務所大井造船作業場から脱走した受刑者の平尾龍磨容疑者(27)が確保されたのは、潜伏先とみられていた広島県尾道市の向(むかい)島(しま)から約70キロ離れた、広島市南区の小学校横の路地だった。
「待てー!」
30日の昼前、閑静な住宅地に、怒号が響き渡った。近くに住む70代女性が驚いて自宅のベランダからのぞいてみると、家のそばの路地を2人の警察官が走っており、4〜5メートル離れて前方を走る男を追いかけているのが見えた。
追いかけられていた男は、路地を曲がるときにサンダルが脱げたがそのまま構わずに走っていた。さらに、路地を曲がって20〜30メートルぐらいのところで、路地の脇にある小学校の高さ約2メートルの高さのブロック塀をよじ登ろうとした。
だが、追いついた警察官は男の足を捕まえて引きずり下ろし、2人で押さえ込んだ。その後、パトカーや白バイがすぐに続々と到着し、4〜5人で取り押さえた。男はおとなしく観念した様子で、パトカーに乗せられていったという。これが、逃亡を続けていた平尾容疑者だった。
「島(向島)にいるものと思っていたので、まさかこんなところで捕まるとは…」。女性は驚きを隠しきれない様子だった。(WEBいん)
23日ぶり逮捕 塀のよじのぼり中に引き下ろしての捕物
泳いで海峡渡る
逮捕に何千人の警察を投入しながら発見できなかった刑務所脱出発見に23日も掛かると言う失態及び刑務所の脱出を許すという安易な警備状況を一番に考え直す必要が有ろう。「人間関係に上手くないから脱走」されるようでは、刑務所の任務は何かという事を一考する。
先ずは逮捕されたという事で逃走先地元はどれほど安心したことだろう。
これを教訓とし二度とこんな事例が出ないよう、全国の刑務所の参考になってくれる事をお願いしたい・・・・
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