東京都知事選に元総務相の増田寛也氏(64)を擁立した自民党東京都連は12日までに、党が推薦していない候補者を応援した場合、「除名などの処分対象になる」との文書を所属する国会議員や地方議員に配布した。議員本人だけでなく親族による応援も禁じる内容。
元防衛相の小池百合子衆院議員(63)を念頭に、組織を引き締めて分裂選挙の影響を抑える狙いがあるとみられる。
文書は11日付で「都知事選挙における党紀の保持について」と題され、都連会長の石原伸晃経済再生担当相、幹事長の内田茂都議らの連名。「都知事選は東京五輪・パラリンピックを控えた都政のかじ取り役を決める極めて重要な戦い」とし、<1>党公認・推薦候補者以外の者の応援<2>党公認・推薦候補者を不利に陥れる行為<3>反対党の候補者の応援-を禁じている。(共同)
党で指名した者以外の反対政党の候補者に応援する者は家族まで禁ずる。
これまでこんな事を聞いた事がない。特定の候補者を指している事が明白であり、文書を配布することに違和感を感じた。
この民主主義の社会でこんな事が許されてよいものだろうか。気に食わないからと立候補者を最も強い党罰行為で縛る事があっても良いものだろうか。
選挙違反でもして立候補したのであれば理解できるが、何処に瑕疵があるのだろうか。
投票させないための署名運動をしている文書同様であり、それほどまでしなければならない選挙なのだろうか。
もし、党の反対候補者が当選したらどんな罰則を誰が受けるのだろうか。
党派を超えて優秀な人材を知事を選ぶ為の選挙であるはずだ。誰が誰を選ぼうと構わないと思うのだが、怪文書で制限することは選挙違反にならないのだろうか・・
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