国内最大のツルの越冬地として知られる鹿児島県出水市の出水平野で17日、地元の中学生らが羽数を調査し、1万2634羽を確認した。飛来したツルが1万羽を超す「万羽鶴」は22年連続。朝焼けの空を悠然と飛び交う姿が見られた。
県ツル保護会によると、ナベヅル1万2530羽、マナヅル89羽、クロヅル10羽などを確認した。出水平野のツルは国の特別天然記念物に指定されている。今季は10月18日にナベヅル2羽が初飛来。来年2月ごろから繁殖地のシベリア方面に戻るという。
この日は午前6時ごろから、中学生やボランティアら計約100人が双眼鏡やカウンターを使い、ツルを数えた。参加した市立高尾野中3年の上ノ川翔世さん(14)は「誇りを持って羽数を世界に発信したい」と笑顔を見せた。(WEV引用抜粋)
中学生が数えて集った万羽鶴
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます