雨の記号(rain symbol)

2014年のK-POPガールズグループ



 K-POPガールズグループのランク付け変化

 2000年代後半からK-POPブームを牽引してきた韓国の女性アイドルグループたち。躍動感あふれるパフォーマンスや高い歌唱力、そして、セクシーな振り付けに、時々見せるキュートなダンス。

 「どこにでもいそうな近所の女の子たち」ではなく、「必死のトレーニングを経て作り上げられるアーティスト志向の女子集団」、それが近年のK-POPガールズグループの持つ特徴的イメージだろう。

 東京の街で、「韓国を代表するガールズグループは? 」と聞くと、間違いなく「KARA」や「少女時代」や「T-ARA」がトップになりそうだ。
 
ソウルの街で同じ質問をするとどうなる? 日本の半分以下、約5000万人の人口しかいない韓国。地上波テレビへの出演組だけでも30チーム以上のガールズグループが活動中だ。彼女らがしのぎを削るここ数年はまさに「群雄割拠」の様相である。

 当然、韓国国内だけでみれば、ガールズグループはすでに飽和状態なので、常にランク付けをしながら整理整頓しているファンたちも増えているようだ。

 今からちょうど2年前、韓国のネット上には、「ガールズグループ序列」というタイトルで当時人気を得ていた16チームのガールズグループをランク付けし、分析したブログ記事が話題となった。

 上から「Sランク」、「Aランク」、「Bランク」、「Cランク」、「Dランク」の5段階に分かれており、「少女時代」と「2NE1」だけが「Sランク」に分類されていた。

 当時の「Aランク」には、「T-ARA」、「Wonder Girls」、「KARA」が、当時の「Bランク」には、「f(x)」、「Brown Eyed Girls」、「Miss A」が選ばれた。

 そして、当時の「Cランク」には、「SECRET」、「SISTAR」、「AFTERSCHOOL」、「4Minute」が、最下の「Dランク」には、「A Pink」、「Girl's Day」、「RAINBOW」、「Dal☆Shabet」が配置された。

 おそらく、このランキング記事を書いたブロガーの肌感覚的な要素がある程度反映されていたようにも見えるが、当時は何となく納得できるとの声も多かった。

 IT技術並に流行り廃りの激しいガールズグループ業界ではあるが、それでは、当時から2年後の現在は、どのようなランクになっているのだろうか。

 日本との温度差もあり、一概には言えないが、少なくとも韓国では、やはり目まぐるしい変化が起きている。

 まずは、ガールズグループブーム初期の「KARA」、「T-ARA」、「Wonder Girls」の格下げ現象が顕著に現れたといえよう。メンバーの交代や脱退、一身上の都合による問題などでチームワークが低下したことが最大の原因。

 韓国の「スポーツチョソン」が発表した資料によると、「KARA」は「Cランク」へ、「Wonder Girls」と「T-ARA」においてはなんと最下位レベルの「Dランク」まで失墜してしまった。

 最上位レベルの「Sランク」には相変わらず「少女時代」と「2NE1」が健在とのこと。そして、その間を強烈に突き破ってきたのが当時中堅グループだった「SISTAR」だと分析されている。

 「少女時代」と「2NE1」の2強を着実に追いかけてきた「SISTAR」は、徐々にファン層を拡大しつつ「歌って踊れてフレンドリーなガールズグループ」という独自のイメージを確立した。この間、「Alone」、「Loving U」、「GONE NOT AROUND ANY LONGER」、「Give It To Me」などを立て続けにヒットさせ、その知名度を全国区に広げてきた彼女たちは、今や「少女時代」を凌ぐ勢いを見せている。そして、今回の発表でついに「Sランク」の仲間入りを果たしたのだ。

 なお、関係者は、「最近は『SISTAR』のギャラも沸騰し、『少女時代』とあまり変わらない。海外活動はせずに韓国国内の活動に的を絞ったことが格上げにつながった原動力とみている。」と分析した。反面、下位グループからは「Girl's Day」と「A Pink」の躍進が目立っている。

 文化商品群が増えれば、文化消費者の目も肥えるもの。今後は、今までは問題視されなかったアイドルたちの一挙一動が突然話題になることもあり得るだろう。「ヒットの決定権」がファン側に移りつつある現代において、アイドル業界の「未来予想図」は誰にも描けなくなってきた。

 これからも、国家的プロジェクトの一環として突き進むであろう韓国の「アイドル産業」。そのグローバルな戦略と、本場での生き残りをかけた戦いから目が離せない。

 ただし、日本国内の格付けではないことは、忘れずに。
(エンタメニュースより)

 今から2年前のガールズグループ序列評価。

 評価の分類基準は「Sランク」、「Aランク」、「Bランク」、「Cランク」、「Dランク」の5段階。

 最上位のSランクには少女時代と2NE1が位置づけされた。
 相撲でいう東の横綱が少女時代とすれば2NE1(日本ならたぶんKARA)は西の横綱だったことになる。

 続いて大関格のAランクにはT-ARA、Wonder Girls、KARAなどが肩を並べていた。
 当時、KARAとT-ARA<7名メンバーでファヨンもいた>は日本で活動し大勢のファンを沸かせていた。Wonder Girlsは海外に繰り出したガールズグループのトップバッターだったが向かった先は日本ではなくアメリカだった。そのため、世界市場への突破口を開いたという意味では多大の貢献度を誇る。しかし、人気確保の点では人種、気質で多分に異なる地での活動だったから必ずしもうまくいったとは言えない。むしろ先達の苦労の方が多かったと推察される。
 その点、KARAはうまくいった。日本と韓国の二本立て活動に徹したからである。T-ARAも日本でうまくいった口だが、戦略的にKARAとチャームポイントやらコンセプトやらが似ているため、出遅れたのが大きく響いてしまった。


 続く三役格Bランクとしてf(x)、Brown Eyed Girls、Miss Aなどが選ばれている。

 この下のCランクは前頭級だから当然どんぐりの背比べで多くなる。
SECRET、SISTAR、AFTERSCHOOL、4Minuteなどが人気の底上げをを目指していた。SISTARは日本にやってこなかったと思うが、他のグループは日本デビューして活動も行っているが日本のファンに十分なインパクトを与えるには至っていない。SECRETがちょっと売れたくらいの記憶しかない。

 この下にDランクがある。人気があったというより、駆け出しグループだったイメージが強い。A Pink、Girl's Day、RAINBOW、Dal☆Shabetといったグループである。
 

 それが2年後の今、情勢はどう推移したかだが・・・韓国の「スポーツチョソン」が発表したデーターでは、少女時代と2NE1の両横綱は健在だが、AランクだったKARAはCランクへ、Wonder GirlsとT-ARAに至っては最下位レベルのDランクまで失墜してしまっているらしい。

 SISTARの躍進が著しいという。日本ではそんなに人気のない彼女らだが、世界的には安定的な人気を確保している。
 しかし、自分の見立てではまだ少女時代や2NE1と肩を並べるほどとは思えない。少女時代や2NE1は熱狂的支持層を持つが、SISTARにはまだそのへんの基盤が弱いように感じる。Girl's DayやA Pinkの台頭はユーチューブの中で感じる。昨年の夏を沸かせたCRAYONPOPが取り上げられてないのはどうしてであろうか?

 さすがにK-POPの本場ではサバイバル競争も激烈をきわめているようである。

 2014年、K-POPガールズグループの人気や勢力図はどう推移するのであろう。
 


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