雨の記号(rain symbol)

『シークレット・ガーデン』僕ならこう結んだ



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キム・ウンスク作家、『シークレット・ガーデン』平凡なエンディング…描きたいことを全て描いたか?

 秘密の花園のキル・ライムは、人魚姫ではなくシンデレラだった。16日に放映終了したSBS週末ドラマ『シークレット・ガーデン』で、キム・ジュウォン、キル・ライムカップルの波瀾万丈のラブストーリーは、結婚式は挙げることはできなかったが、婚姻届を出して3人の子供に恵まれ仲睦まじく暮らしながらハッピーエンドをむかえた。
 放映終了を目前にして、キム・ウンスク作家は結末に苦労したと明らかになった。放映終了を控えて『シークレット・ガーデン』のある制作関係者は、「キム作家が結末をめぐって最後まで悩んだようだ。台本流出も問題だが、結末をめぐる視聴者の反応も無視することはできないだろう」とささやいた。そして結局蓋を開けた『シークレット・ガーデン』の結末は、平凡なハッピーエンドだった。シンデレラストーリーを超える強力な結末が予測されたが、結局愛を完成した王子様とシンデレラの平凡なラブストーリーだった。2%不足した平凡なハッピーエンドは、キム・ウンスク作家が視聴者の意見や視聴率を意識しないで、作家が描きたい内容を思い切り描いたのかという疑問が生じる。
 特に最終回にハッピーエンドを望んだ視聴者の願いを聞き入れたかのように、一時間に4回のキスシーンの他に、甘いロマンスが続いた点も視聴者のためのファンサービスのようだった。最終回で葛藤が終結して、すべての出演陣が各自の幸福を求めるハッピーエンドで視聴者は満足したが、長い余韻を感じさせることができなかったという点では物足りなさを感じる。



『シークレット・ガーデン』最終回、キスシーンだけで4回

 脚本家キム・ウンスクが、ヒョンビン&ハ・ジウォンのキス総合ギフトセットで「シークレット・ガーデン廃人」らの願いをあますとこなく叶えた。
 16日に放送されたSBSの週末ドラマ『シークレット・ガーデン』ではヒョンビン&ハ・ジウォンカップルの4回におよぶキスシーンが登場してドラマのホットな雰囲気が極大化された。
 ジュウォンの母、ムン・プンホン(パク・チュングム)の反対を押し切ってキル・ライム(ハ・ジウォン)と婚姻届をして正式夫婦になったキム・ジュウォン(ヒョンビン)は、ユン・ソル(キム・サラン)とオスカー(ユン・サンヒョン)が作った甘い新婚部屋で初夜の雰囲気を満喫した。風船とバラの花びら、キャンドルのあかりなどでロマンティックに飾られたジュウォンの部屋のベッドで二人は長くて熱いキスを交わしてお互いの愛を確認した。
 二人のアツアツの愛情表現はその後も続いた。生クリームのついたイチゴを食べたライムの姿を眺めていたジュウォンが、かけぶとんで彼女を覆ってあつあつぶりを見せたり、雪に覆われた庭園で走り回った二人が雪の上に寝転んで素敵なキスを見せてくれたりした。
 また、ジュウォンはライムと夫婦になった以後も、腹筋運動キスで愛情を誇示したし、デパートのエレベーターでも熱いキスを交わしてパク常務(イ・ビョンジュン)とキム秘書(キム・ソンオ)に見つかってきまり悪そうにしたりした。
 夫婦になった二人の熱い4回のキスで『シークレット・ガーデン』の最終回は、ハッピーエンドを望んだ「シークレット・ガーデン廃人」らの願いどおりの結末になった。


キム・サラン「『シークレット・ガーデン』放送終了、残念で実感がわかない」

 キム・サランが『シークレット・ガーデン』の放送終了に残念さを表わした。
 16日放送終了したSBSの週末ドラマ『シークレット・ガーデン』でユン・スル役を熱演したキム・サランは、打ち上げパーティーに出席、出演俳優らとスタッフらと共に最終回を一緒に視聴した。キム・サランは最終回視聴後、「ただほっとする一方、名残惜しくて残念」とドラマの放送終了を惜しんだ。
 「まだ放送終了したなんて実感がわかない」と話したキム・サランは、まだ『シークレット・ガーデン』が残した余韻から抜け出すことが出来ない様子だった。
 キム・サランが演じたユン・スルは、韓流スターオスカーと愛の結実を結んでハッピーエンドで視聴者たちの心をほっこりさせた。


『シークレット・ガーデン』最終回の放送事故“玉にきず”

SBSの週末ドラマ『シークレット・ガーデン』が最終回で放送事故を起こした。

 16日放送された『シークレット・ガーデン』の最終回で、スタッフの声が映像と混ざって放送されるという大型の放送事故を起こしたのだ。『シークレット・ガーデン』は最終回が放送される16日の午後まで最終回分を撮影していた。そのため編集が追われ、スタッフの声が混ざってしまうという不祥事が起きてしまった。
 問題のシーンは、オスカーとユンスルが互いの愛する気持ちを確認したオスカーのカムバックコンサートで起きた。ユンスルがスケッチブックで「私が傷つけられたという理由で、あなたをずいぶん傷つけた。本当にごめん」とし「実は焼き栗、私で合ってる。でもチーズケーキは他の人よ。それでも愛してる。チェ・ウヨン」と本当の気持ちを正直に告白した。
 ずいぶん遠回りしたユンスルとオスカーの切ない恋が実った瞬間、スタッフの「二つ目のスケッチック、三つ目のスケッチブック」という声が混ざっていて笑えないシーンが演出された。15日の夜、ソウル陵洞(ヌンドン)にある子供大公園内のドームアートホールで撮影されたこのシーンは、1日もたたず最終回に使われた。結局、編集時間に追われ『シークレット・ガーデン』最終回に放送事故を起こすという残念な終了となった。


ヒョンビン、この一カ月風邪で点滴しながらの撮影

 ヒョンビンがこの一カ月、風邪で点滴をしながら撮影に臨んでいた事実が明らかになった。
 16日放送終了したSBSの週末ドラマ『シークレット・ガーデン』で、主人公キム・ジュウォン役を熱演したヒョンビンは、最近忙しい撮影スケジュールに追われて一日に1時間もまともに寝ることができない強行軍を行ってきた。その上、とりわけ厳しい今年の冬の寒さもヒョンビンの健康低下の一因となった。
 オスカーのコンサートシーンが撮影された15日、「シークレット・ガーデンOSTコンサート」の現場で会ったヒョンビンの所属事務所関係者は「現在、ヒョンビンが1カ月間風邪で苦労している」としながら「点滴はいつも打ってもらっていて、現在、精神力で持ちこたえてる」と話した。
 最近、海兵隊に志願入隊するために面接を受けたヒョンビンは、最高の体力検定成績で話題になったことがある。いつも鍛えておいた体力のおかげでハードな撮影スケジュールを耐えていること。しかしヒョンビンは演技への情熱で、寒さと良くないコンディションでもキム・ジュウォンを完ぺきに演じ、『シークレット・ガーデン』の成功を導いた。
 この関係者は「ドラマ放送終了以後にも後回しにされていたスケジュールが多くて心配になる」と、ヒョンビンの健康を憂慮した。


『シークレット・ガーデン』視聴率もハッピーエンド…35.2%

 ヒョン・ビン-ハ・ジウォンのハッピーエンドに『シークレット・ガーデン』の視聴率もやはり自己最高でハッピーエンドを迎えた。
 17日、視聴率調査会社AGBニールセンメディアリサーチによれば、16日夜放送されたSBS週末ドラマ『シークレット・ガーデン』は、35.2%の全国視聴率を記録した。これは15日放送分が記録した自己最高視聴率33.0%より2.2ポイント上昇した数値。
 結末をめぐるネタバレ等で疲弊した『シークレット・ガーデン』は、ヒョン・ビン-ハ・ジウォンが3人の子供を産んで、幸せな愛の実を結ぶハッピーエンドで自己最高視聴率を更新し、大詰めの幕を下ろした。
 一方、同時間帯放送されたMBC『欲望の花火』は13.2%、KBS1TV『近肖古王』は11.0%の全国視聴率を記録した。


ライム&ジュウォン、ハッピーエンドで『シークレット・ガーデン』終了

 ハ・ジウォン&ヒョンビン、ユン・サンヒョン&キム・サランのカップルがそれぞれ恋を叶えてハッピーエンドを迎えた。
 16日に放送されたSBSの週末ドラマ『シークレット・ガーデン』最終回では、辛い時期を過ごした4人が各々、恋を実らせながらハッピーエンドで終えた。
 「34年間、母親の息子として生きてきたから残った人生は彼女の夫として生きる」と宣言したキム・ジュウォン(ヒョンビン)は、区役所にキル・ライム(ハ・ジウォン)を連れて行って「花もキャンドルも、ありきたりの指輪もない。それでも俺の妻になってくれるか」というロマンチックなプロポーズでライムを感動させた。
 ユンスル&オスカーカップルも長年誤解でもたらした彷徨を終わらせ恋を実らせた。盗作疑惑を踏み越えてカムバックコンサートを行ったオスカーは、コンサート現場でスケッチブックを使っての告白によってユン・スルとの愛を再度確認した。


 5年後、ライムとジュウォンは3人の息子の親になって幸せな家庭を築いていた。2人はジュウォンの母ムン・ブンホン(パク・ジュングム)に認められないままで、結婚式も挙げることができなかったが、幸せだった。「恋することは、ともすると庭園を手がけることかも知れない」というライムのナレーションとともに『シークレット・ガーデン』というタイトルの意味を振り返らせた。
(エンタメニュースより)

 三つ子か・・・。ハッピーエンドなんだが、かなり安易な気がする。
 並んだ項目を見て、これは陳腐だな、と思っていたら、陳腐の三つ子になってしまった。どうなんだろう、これ・・・安易過ぎて、視聴率のよさを利用して、多産奨励(韓国も日本と同じく少子化傾向と聞く)をやったとしか思えなくなる。視聴者の希望を尊重し過ぎたのであろうが、作家は自分の考えを捨ててはいけない、妥協はいいが、大事なところは最後まで通していくべきだと思う。これは作者が最初から頭にあったラストとはとても思えない。
 しかし、ハッピーエンドは無難という意味でもある。これ以上は言わない。

 僕の場合、話のほとんどを記事の情報で追い、終わり近くの映像に少し触れただけだったが、何となくこの話の世界に浸れた気はしている。
 このドラマの映像に触れたのは終わり近くだったが、ハ・ジウォンの若さに驚かされた。いったい幾つの役をやってるのだろう、と調べてみたら彼女自身はすでに三十歳を超えているではないか。
 ヒョンビンよりはるかに年下を感じさせるとはまったく凄い女優である。

 このドラマはライムとチュウォンの二人が目まぐるしく入れ替わったり、死にかかったりする奇想天外な展開もあって、いったいラストはどうなるのか?ということでも注目されたようである。
 たとえば以下のようにラストが取りざたされた。

◆キル・ライムは既に死んだ人?キル・ライム幽霊説
◆ライム – ジュウォン、甘い初夜?ウェディングマーチ説?
◆切ない愛も実は偽物?オスカーのミュージックビデオ説
◆キル・ライムがママになる?三つ子説
◆このすべてがキル・ライムの夢?キル・ライムの夢だったという説
◆キル・ライムは人魚姫になるか?サッドエンディング説
◆キル・ライムの肉体とチュウォンの精神は死に至り、ライムの精神とチュウォンの肉体が一つに融合して生きていく。

 一番下の項目は僕が思い描いたラストイメージである。二人の魂が入れ替わった後に一人は衝撃の死に遭遇する。ライムとチュウォンは融合した片割れとなって生きることになる。
 五年後の話が出てくるようであるから、こちらもそれに習ってみよう。
 チュウォンとして生きるライムはチュウォンになりきれない自分に苛立った日々を送っている。
 もちろん、母であるムン・ブンホンが持ち込む縁談は片っ端にしりぞけている。意地になってそうしているのではない。何度も魂の入れ替わった経験からチュウォンとしての仕事は無難にこなしている。そして、彼のための人生を送らねばの思いは強くありながらも、持ち込まれる見合い相手に少しも心を惹かれないのだ。
 なぜかはわからない。いや、わかっている。求めているのはかつての自分だ。無意識に自分のような女を探しているのだ。
 そんなある日、彼は仕事の途中、二人で過ごしたベンチが近くにあるのを思い出す。それから足しげく通った仕事場を思い出し、映画のアクションシーンの撮影現場に立ち寄る。近頃、乗りに乗っているオスカーがゲスト出演している映画だ。オスカーもその場面に絡むということで顔を出していた。
 二人は久しぶりの再会を喜び合った。その辺でコーヒーでも飲みながら話そうと歩き出した時、事故は発生した。スタントマンのオートバイが障害物をよけきれず激突してしまったのだ。
 予定では障害物すれすれにオートバイがターンする場面だったらしい。撮影現場は騒然となった。そこにオスカーとチュウォンも駆けつける。
 オートバイから投げ出されたのは女のようだった。女は即席の救護所に運び込まれて手当てを受けた。
 その女の横顔を見た時、チュウォンの心臓はトキンと音を立てた。
「連中にまかせておけばいい」
 オスカーが止めるのも聞かず、チュウォンは救護班に同道した。
 女は心停止していた。救急車が駆けつけるまでに何とかせねば、とスタッフの手でマウスtoマウスや心臓のマッサージが続けられたが心臓の鼓動は戻ってこない。
「もう、だめだ」
 誰もがあきらめ顔になった時、チュウォンは上着を脱いだ。
「あきらめるのは早い。遠慮気味のマッサージなど何になるのだ」
 そう叫んで彼女の心臓マッサージを始めた。彼女の胸がつぶれるかと思うほどの激しさだった。
 そうして彼女の心臓の鼓動は戻った。

 不思議なこともあるものである。ライムが目をあけた時、そこは病室のベッドの上だった。すぐそばにチュウォンが座っていて、年配の見知らぬ女が声を弾ませて嬉しそうに言った。
「気がついたかい? この方がお前を助けてくれたんだ。キム・ジュウォンさんという方だよ」
 しばらく言葉をやりとりしてわかった。彼女は間違いなくライムの知っているチュウォンであった。
「自分だけじゃなかった。彼も身体のどこかでしっかり生きていたんだ。そうだよ、もともと彼の身体なんだもの・・・」
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